一度できてしまうとなかなか消えないシミ。
市販の薬やコスメで頑張っても、なかなか薄くなりませんよね。
実は「シミを薄くする」「新しいシミを予防する」為には、普段の食事にも気を遣う必要があるんです!
そこでこの記事ではシミにおすすめの食材と、簡単レシピを紹介します♪
シミができ始めて気になっている人や、紫外線をたくさん浴びて後悔している人は、ぜひ読んでみてくださいね。
シミに効く食べ物10選
それでは早速、シミや美肌に効く食べ物を10個紹介していきます。
紹介する食材には、以下の「美肌栄養素」がたくさん詰まっているので、積極的に摂りましょう。
成分 | 効果 |
---|---|
ビタミンC | メラニン色素が作られるのを抑える |
ベータカロテン | 肌の奥の「隠れジミ」びアプローチ |
ビタミンB群 | 代謝・ターンオーバーのサポート |
ポリフェノール | 抗酸化作用で新たなシミを防ぐ |
ビタミンE | 抗酸化作用+血行促進 |
サプリなしでも十分補える食材ばかりなので、できるだけ食材から摂るようにしたいですね。
①ピーマン・パプリカ
ビタミンCが豊富なピーマンとパプリカ。
ピーマンを2個食べるだけで、1日に必要なビタミンCが補えます
ビタミンC、ベータカロテンともにピーマンよりパプリカが多いうえ、生食にはパプリカが向いているので、栄養価でいえばダンゼンパプリカに軍配が上がります。
が、コストパフォーマンスや料理への汎用性を考えるとピーマンの方が食事に取り入れやすいかもしれませんね。
②トマト
抗酸化作用のある「リコピン」と、ビタミンCが豊富なトマト。
おやつ替わりに手軽に食べられるミニトマトを携行している芸能人も多いですね。
加熱調理や水にさらすことで壊れる栄養素も多いのですが、トマトのリコピンは加熱調理で吸収率が上がります。
トマトジュースでもリコピンは摂れるので、日焼けした後の水分補給としてもおすすめです!
③ブロッコリー
100あたりで「レモンの2倍のビタミンC」が摂れると言われているブロッコリー。
ビタミンCに加えてタンパク質も摂れる優秀食材で、ダイエッターや美容家には欠かせない食材の一つですよね。
茎の部分に栄養素が多いので、茎の固い部分もゆでてスープにするなど、余すことなく栄養を取り入れましょう。
④卵
「ビタミンC以外の栄養素がすべて補える」と言われる、完全栄養食の卵。
タンパク質はもちろん、良質な脂質や鉄分・亜鉛などのミネラル、抗酸化作用のあるビタミンEなどがシミ対策に◎です。
栄養素には相互作用があり、1つの栄養素だけ極端にとっても吸収されません。卵のようにバランスよく栄養素が入っている食材は積極的に取り入れたいですね。
⑤アボカド
抗酸化作用のあるビタミンEと、血液や血管の健康にかかわる「オメガ3系脂肪酸」が豊富なアボカド。
言わずと知れた美肌フルーツで、もちろんシミにも良いです♪
スーパーのアボカドは、食べごろや果肉の状態を目利きするのが難しいので、毎日少しずつ食べられる「冷凍アボカド」を常備しておくのも良いですね。
⑥いちご
いちごは抗酸化作用があるエラグ酸と、メラニンを抑えてくれるビタミンCのWでシミにアプローチしてくれます。
果物に多い「果糖」が果物の中でも少な目で、肝臓に負担がかかりにくいのも嬉しいですね。
⑦豆乳・豆類
肌細胞のもととなるたんぱく質と、ターンオーバーに欠かせないビタミンB群、美白に良いとされるイソフラボン、とシミに良い要素しかないのが「大豆製品」です。
毎日手軽に続けるなら豆乳がおすすめですが、大豆の水煮や豆腐など、何かしらの大豆製品を取り入れるだけで美肌キープに役立ちます。
⑧甘酒
ビタミンB群と、メラニンの生成を抑制する「コウジ酸」という成分が豊富な甘酒。
夏場の日焼け対策と夏バテ対策にぴったりです。
⑨緑茶
意外!と思われるかもしれませんが、緑茶にはビタミンCと抗酸化成分であるカテキンが豊富で美白ドリンクとして優秀なんです。
夏場の水分補給というとミネラル豊富な麦茶を思い浮かべますが、カフェインが気にならない人なら冷やした緑茶で水分補給をすると美肌効果が高まります。
⑩鮭・サーモン
鮭・サーモンの色素である「アスタキサンチン」は、ビタミンCの6000倍の抗酸化作用を持つと言われています。
アスタキサンチンは優れた抗酸化力を持つことで知られています。その強さはおよそ、β-カロテンの5倍※1、CoQ10の800倍※1、ビタミンEの1000倍※2、ビタミンCの6000倍※1です。この優れた抗酸化力がアスタキサンチンの最大の特徴なのです。
参考:アスタリール株式会社
※1:一重項酸素を消去する力 ※2:脂質の酸化を防ぐ力
強い紫外線を浴びた日、毎日強いストレスにさらされている人、お酒をよく飲む人などは、強力な抗酸化作用を持つアスタキサンチンがぴったりです。
鮭・サーモンは生食もできるので、日常生活で取り入れやすいですよね。
シミを撃退!美白・美肌に良いレシピ5選
それでは、シミ予防や改善に良い食材を使った美肌レシピを紹介します。
どれも手軽に作れるので、ちょっとした副菜やブランチに活用してみてください。
シミのないみずみずしいお肌に!アボカドとパプリカのオムレツ
アボカドにはビタミンEを始め、水分代謝を良くするカリウム、血管と血液を健康にするオレイン酸、腸内環境を整える水溶性食物繊維など、美肌に繋がる栄養素がぎっしり詰まっています。
ビタミンCが豊富なパプリカと、良質なタンパク質が摂れる卵でオムレツにすれば、完璧な美肌レシピです。
そのままでも美味しいですが、お好みでケチャップやサルサソースで頂くのも良いですよ。
隠れジミにアプローチ!炊飯器でお手軽にんじんケーキ
肌や粘膜のトラブルを抑える働きがあるベータカロテン。
野菜の中でもベータカロテンの含有量トップの人参をまるごと1本使ったレシピです。
ベータカロテンは油と一緒に摂ると吸収率が上がるので、バターやオイルを使うケーキと相性抜群なんですよ。
美白効果抜群のトマトを使って!和風カプレーゼ
ビタミンEの100倍の抗酸化作用を持つリコピン豊富なトマトがメインのレシピです。
生のまま食べられるカプレーゼなら、ビタミンCも壊さずたっぷり摂れますよ。
モッツァレラチーズが定番ですが、ビタミンB群豊富な豆腐を使えばターンオーバーがより活発になります。
りんごの皮はポリフェノールたっぷり!そのままリンゴのトースト
果物の皮にはポリフェノールがたっぷり含まれるのですが、そのぶん渋みがあるので捨ててしまう事が多いですよね。
そこで「皮ごと」美味しく食べられるレシピで、新たなシミが作られるのを防ぎましょう。
りんごなら皮ごと食べられるので、ポリフェノールのアンチエイジング効果がしっかり得られますよ。
シミだけでなくお肌のハリにも効果が!豆乳きなこココア
混ぜるだけのお手軽レシピはいかがでしょうか。
タンパク質、ミネラル、イソフラボンが含まれた豆乳、食物繊維が豊富なきなこ、冷えを改善し血行を促進する効果のあるココアでアンチエイジング効果抜群です。
無糖ココアを使う時は、オリゴ糖を加えるのがおすすめです。
食べ物でシミを消すってできるの?
シミは肌細胞が壊れてメラニン色素が作られ続けることで出来ます。
お肌の細胞が壊れてシミになる原因には
- 紫外線の浴びすぎ
- 加齢
- ホルモンバランスの乱れ
- ストレス
- 喫煙
があります。
よく知られた原因ですが、完全に予防するのは難しいですよね。
シミでも色素沈着、ニキビ跡なら消える可能性がある
上記以外のシミ、例えばニキビ跡や傷跡などの「色素沈着」なら、お肌を作る細胞が正常なので消える可能性があります。
放っておいても治る事はありますが、ピーリングやたっぷりの睡眠で新陳代謝を促すと治りが早まりますよ。
加齢で出来たシミは消えない?化粧品やサプリはどう?
残念ながら一度出来てまったシミを「自分で完全に消す」のはほぼ不可能です。
- 美容皮膚科でのレーザー治療
- ハイドロキノン・トレチノイン等の処方薬
といった治療なら、シミを完璧に消せるでしょう。
ただ、自宅ケアでもシミを「薄くする」「目立たせなくする」のは充分可能です。
特に食生活は、新しいお肌の細胞をどんどん作り出すのに欠かせません。
次に紹介する食材やレシピで、透明感ある美肌を目指しましょう。
【まとめ】美肌レシピと美肌習慣でシミを撃退しよう
クリニックに行かずにシミを完全に消すのは難しいですが、食生活に気を付けることでシミを薄くすることは可能です。
新たなシミを予防することにも繋がるので、紹介したお手軽レシピでシミを撃退しましょう!