しっとりツヤツヤな髪の毛に欠かせないヘアオイル。
ですがヘアオイルを使うとお肌の調子が悪くなる事もあるって知っていますか?
実際私はヘアオイルを夜使うと、翌朝顔に赤みが出たりニキビが大きくなったりする肌質です。
そこでこの記事では
- ヘアオイルでニキビができる原因
- 肌荒れしにくいヘアオイルの選び方
についてまとめてみました!特に夜のヘアケアでヘアオイルを使いたい人は必見です。
ヘアオイルを使ったらニキビが増えた!考えられる原因は?
まずは、ヘアオイルでニキビや肌荒れを起こしてしまった時に考えられる原因について見ていきましょう。
ヘアオイルのシリコンや化学成分がお肌に合わなかった
市販のヘアオイルは、
- 手触りを良くするための「シリコン」
- 品質を劣化させないための「酸化防止剤」
- 香料
- 石油系の界面活性剤
など肌荒れの原因になる化学物質が配合されている事があります。
日本で販売されている製品なので、基準をクリアした安全な成分や量ではあるのですが、肌荒れしやすい人には刺激になる可能性も。
椿油などの天然オイルでも「オレイン酸」がニキビのエサに
ヘアオイルとして有名な椿油やあんず油、アルガンオイルなどの天然オイルですが、実はニキビができやすい人の大敵である「オレイン酸」の割合が多いんです。
オレイン酸はニキビのエサとなるので、脂性肌や赤ニキビができやすい人や避けたほうが無難。
- 椿油(オレイン酸85%)
- オリーブオイル(オレイン酸75%)
- スイートアーモンドオイル(オレイン酸67%)
- あんず油(オレイン酸65%)
- アルガンオイル(オレイン酸46%)
逆に乾燥肌の人は有効な場合もあるのですが、上記のオイルは注意しておきましょう。
ヘアオイルが酸化して肌に刺激となっている
低刺激のヘアオイルでも、開封して時間が経つと酸化して肌トラブルの原因になります。
酸化したヘアオイルは「不快なニオイがする」「色が悪くなっている」といった特徴がありますが、変化が目に見えて分からない時でも劣化している可能性もあるので要注意。
コスメ全般に言える事ですが、開封後2~3ヵ月以内には使い切るようにしましょう。
ヘアケアで人気の椿油はNG!ニキビができやすい人におすすめのヘアオイル
それでは、ヘアオイルで肌荒れを起こしてしまう人でも使いやすいオイルを紹介します!
- ノンシリコン
- オレイン酸が少ない天然オイル
- 使い切りやすく酸化しにくい
といった基準で選びました。
全て髪の毛だけでなく全身に使えるので、1本持っておくと良いですよ。
無印良品 ホホバオイル
皮脂に近い成分のホホバオイルは、髪やお肌に自然な潤い感を与えてくれます。
オレイン酸の割合は12%なので、ニキビになりやすい人は朝の洗顔でしっかり酸化した油を落としてからメイクしましょう。
HABA スクワランオイル
皮脂に含まれる成分であるスクワランは、オレイン酸0%!
敏感肌の人や今現在肌荒れしている人でも安心して使えます。
唯一価格が高めなのが難点ですが、お肌の救世主として持っておきたいオイルですね。
>>スクワランオイルはヘアケアにも使える!頭皮マッサージに使う時は注意点も
>>ホホバオイルとスクワランオイルの違いって?美容に使える天然オイルを徹底比較
キャスターオイル
ひまし油とも呼ばれるキャスターオイルは、古くからヘアケア使われてきました。オレイン酸は7%で、植物性の天然オイルとしては一番少ない部類になります。
頭皮に使うと血行促進効果や育毛効果も期待できますが、べたつきやすいのでしっかりシャンプーしましょう。
スタイリングもできるヘアオイルは日中だけ!夜は刺激の少ないヘアオイルを使うのが◎
紹介したヘアオイルはスタイリング効果が薄いので、夜の保湿に使うのがおすすめ。
塗れたようなツヤやスタイリング効果が欲しい時は、シリコンやシアバターが配合されたヘアオイルに軍配が上がります。
日中は質感重視のヘアオイル、夜は肌への刺激が少ないヘアオイルを使い分けるのも良いですね。