ベビーパウダーは実は肌に悪い?化粧に使うと危険と言われる理由を解説

ウワサを調べてみた

赤ちゃんの「あせも」や「かぶれ」に使われているベビーパウダー。

ベビーパウダーは汗を吸着してお肌をサラサラにする効果があるので、ヘアケアやメイクに活用している人も少なくありません。

ですが、そんなベビーパウダーが「お肌に悪い」「危険」とウワサされている事をご存知ですか?

結論から言うとベビーパウダー自体に危険性はないのですが、使い方によっては肌のダメージに繋がることもあるんです。

そこでこの記事ではベビーパウダーの原料やお肌への効果、おすすめのメイク方法についてまとめました。

【お肌に悪い?】ベビーパウダーを化粧で使うと危険と言われる理由

基本的に安全で肌にも優しいベビーパウダー。

しかし使い方を間違えると肌トラブルのリスクもあります。

まずは「危険と言われる」ベビーパウダーのデメリットや注意点を紹介します。

ベビーパウダーで毛穴が詰まる?脂性肌の人は要注意

ベビーパウダーを使う時に注意したいのが「毛穴汚れ」「皮脂詰まり」によるトラブルです。

「中学生・高校生」や「脂性肌」など皮脂が多く毛穴が詰まりやすい人はベビーパウダーでトラブルになりやすいです。

ニキビにも良いイメージのベビーパウダーですが、皮脂と混ざったベビーパウダーが酸化したり雑菌が繁殖したりすると悪化するので注意しましょう。

夜にベビーパウダーを使う場合も注意!ニベアと組み合わせるのもNG

夜寝る前のスキンケアでニベアの青缶とベビーパウダーを使う方法が話題になりました。

高保湿だけどべたつくニベアを、ベビーパウダーで抑えてサラサラにする方法です。

この方法も注意したいベビーパウダーの使い方です。

寝ている時の皮膚呼吸が妨げられるのと、朝の洗顔をしっかりしないと皮脂の汚れが混ざって毛穴が開くリスクがあるからです。

もしも寝ている時のべたつきが気になるなら、夜はクリームではなくジェルや乳液で保湿しましょう。

ベビーパウダーはメイク落とし不要

ベビーパウダーの主成分であるタルクは、クレンジング不要な成分です。

石けんで充分落ちるので、クレンジングで皮脂や潤いを取りすぎないようにしましょう。

ただしオイル成分が含まれているベビーパウダーや、ファンデーションを重ねた場合はクレンジングで落としましょう。

ベビーパウダーの原料はアスベストと関係ある?

ベビーパウダーの主原料は「タルク」と「コーンスターチ」です。

どちらも水分を吸収して、肌表面の滑りを良くします。

特にコーンスターチは吸収した水分をお肌の状態によって放出するので、お肌が乾燥しすぎるのを防ぎます。

タルクは鉱物の一種なのですが、1987年にベビーパウダー中にアスベストが含まれている事が分かって回収される事件がありました。そのためベビーパウダー(タルク)と聞いてアスベストを連想する人もいます。

ただ現在はタルク中のアスベスト量がきちんとガイドラインで定められているので、ベビーパウダーによるアスベスト健康被害の恐れはありません。

参考:資生堂ベビーパウダーを成分分析!危険性が高い成分はある?

実はすごいベビーパウダーの効果!化粧に使っても危険ではない

ベビーパウダーは検索すると「お肌に悪い」「危険」といったキーワードも予測されるので、不安になっている方もいるのではないでしょうか?

ですがベビーパウダーは赤ちゃんに使うものなので、基本的に安全な商品なんです。

ほかにも「大人の肌に嬉しい効果」がたくさんあるんですよ。

ベビーパウダーは化粧崩れの予防にぴったり

ベビーパウダーはお肌の余分な油分や水分を吸収し、乾燥すると逆に水分を放出する効果があります。

そのため汗や皮脂でメイクが崩れやすい人におすすめです。

また肌表面をサラサラにして摩擦からお肌を守るので、人混みで埃っぽい時やマスクを着けている時にもぴったりですよ。

ベビーパウダーでの化粧は敏感肌や乾燥肌もOK!でも注意点も

肌表面をサラサラにして刺激からお肌を守るベビーパウダーは、ちょっとの刺激で肌トラブルになってしまう敏感肌や乾燥肌の人にもおすすめです。

ただ、基礎化粧品やベースメイクがお肌に馴染む前にベビーパウダーを乗せるとお肌が乾燥するので注意しましょう。

ベビーパウダーの崩れないメイク方法!メイク直しにも使える?

それでは、ベビーパウダーを使ったメイク方法を紹介します。

一般的にはフェイスパウダーのようにメイクの仕上げに使う人が多いですが、メイク崩れを防ぐためにファンデーションの前に使うのもアリですよ。

ベビーパウダーのメイクには固形タイプ、無香料のものがおすすめ

メイクに使うベビーパウダーでおすすめなのが、こちらの固形無香料のタイプです。

パフが付いていますが、スポンジやブラシでも軽く付けられます。

粉の飛び散りもなく扱いやすいので、メイクにはピッタリですね。

【参考】資生堂ベビーパウダーを成分分析!危険性が高い成分はある?

ベビーパウダーはフェイスパウダーとして仕上げに使う方法が人気

ベビーパウダーにはカバー力はないので、下地やファンデーション、コンシーラーで肌を整えた後の仕上げとして使う人が多いです。

顔全体にはたいて粉っぽく感じる人は、崩れやすいTゾーンだけに付けましょう。

軽めのメイクで済ませたい人は、CCクリームや化粧下地の上にベビーパウダーをはたいて完了するのもお手軽です。

ベビーパウダーをメイク前に使う時のメイクの順番

パウダーファンデーションを厚塗りしたくない時は、化粧下地の前にベビーパウダーを薄くはたいておく方法もおすすめです。

スキンケア→下地→コンシーラー→ベビーパウダー→パウダーファンデ

の順でメイクすると、全体に薄づきの印象に仕上がります。

全体にはたいて粉っぽくなる場合は、メイク後に使う時と同様にTゾーン中心にはたきましょう。

ベビーパウダーはメイクブラシの汚れを落とすのにも使える

デリケートなメイクブラシをきれいにする時もベビーパウダーがおすすめです。

皮脂汚れと化粧品が混ざった頑固な汚れも、ベビーパウダーが吸着してくれます。

詳しい方法は以下の記事を参考にしてみてください。

>>ベビーパウダーでメイクブラシのお手入れ?余ったベビーパウダーの活用法5つ

ベビーパウダーはお肌に悪いモノではない!でも使い方には注意して

お肌に余分なファンデーションを乗せることなくサラサラに保てるベビーパウダー。

コンシーラーのみのメイクやBBクリームでベースメイクを完成させる方にはもちろん、
皮脂崩れやマスク崩れにも有効です。

ベビーパウダーを上手に使って、ナチュラルで崩れないメイクを作りましょう!

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