ホホバオイルとスクワランオイルの違いって?美容に使える天然オイルを徹底比較

美容の豆知識

スキンケアやマッサージ、ヘアケアやネイルケアと大活躍の美容オイル。

美容オイルと一言で言っても、ホホバオイルやスクワランオイルなど種類がたくさんあって迷ってしまう事も多いですよね。

そこで、スキンケアやヘアケアによく使われる美容オイルを徹底比較してみました。

美容に良いオイルの比較表!ホホバ・スクワラン・アルガンの違いって何?

美容オイルには以下のようにたくさんの種類がありますよね。

  • ホホバオイル
  • スクワランオイル
  • アルガンオイル
  • マカダミアナッツオイル
  • ココナッツオイル
  • スイートアーモンドオイル
  • グレープシードオイル
  • オリーブオイル
  • 馬油

中でもおすすめなのは顔・髪・ボディとマルチに使えて刺激も少ない

  • ホホバオイル
  • スクワランオイル
  • アルガンオイル
  • 馬油

です。

それぞれの特徴や違いを解説していきますね。

ホホバオイル

  • 自然界の中では皮脂に近い
  • さらっとしているがやや残りやすい
  • 酸化しにくく管理が楽
  • 安いのでボディにもおすすめ!

ホホバオイルのオイル成分は、人間の皮脂に含まれる成分の構造に似ています。

そのためホホバオイルは「自然界で人間の皮脂に一番近いオイル」とも呼ばれます。

使い心地はさらっとしていますが、ややお肌の上に残りやすいのでメイク前に使う時はティッシュオフしましょう。

さらに、熱や空気で酸化しづらいので保存や管理もしやすいのが特徴。10度以下になると固まる事があるのですが、数年持つ商品もあります。

また美容オイルの中では安価なので、顔や髪の毛だけでなくボディの保湿やマッサージにも使える万能オイルです。

スクワランオイル

  • 皮脂に含まれる成分
  • 肌なじみ抜群
  • 肌トラブルになりにくい
  • 自然なうるおいが続く

人間の皮脂にも含まれるスクワラン

スクワランは加齢でどんどん減っていき、乾燥肌やたるみ、シワの原因に!

そんなスクワランを直接補えるのがスクワランオイルです。さらっとしてべたつかないのに、保湿力は抜群

上記のHABAは純度99.9%のスクワランで、お肌に自然な潤いを与えてくれます。洗顔後にこれ1本だけでもお肌の調子を整えられますよ。

【参考】スクワランオイルの美容効果を徹底解説!危険性や副作用はある?

【参考】スクワランオイルはヘアケアにも使える!頭皮マッサージに使う時は注意点も

アルガンオイル

  • エイジングケアにおすすめ
  • 価格が高めなのでポイント使いに
  • しっとり感が強い
  • ヘアケアやネイルオイルにも

乾燥しているモロッコで古くから親しまれているアルガンオイル。

ビタミンEなど抗酸化作用が含まれていて美容効果が高いのですが、そのぶん価格も高め。そのためボディよりも顔・髪の毛の保湿におすすです。

髪の毛の保湿オイルとして人気でしたが、近年シミや美白に良いと話題になりお肌にも使う人が増えてきました。

馬油

  • 毛穴の悩みに
  • ブースターとしても使える
  • 伸びが良くコスパ抜群
  • 手荒れやかかとの角質ケアなど万能選手

ひび、あかぎれ、アトピー治療に使われる事でも有名な馬油。

新陳代謝を活発にしたり、人間のお肌にも存在する潤い成分「セラミド」が角質層に浸透したりと、まさにお肌の救世主です。

オイルですが、肌なじみが良いので化粧水のブースターとして使うと、ぐっとお肌の調子が整います。

【参考】馬油で毛穴レス肌に!馬油で毛穴詰まりを解消する方法やおすすめの使い方まで

ブースターからスキンケアの仕上げまで!美容オイルの効果や使い方

使うとべたつくイメージがあって敬遠している人も多いオイルですが、皮脂量が減少してくるエイジング世代には欠かせないアイテム。

続いてはそんな美容オイルの効果や、基本の使い方をおさらいしましょう。

オイル美容は肌に被膜を作り、水分の蒸発を防ぐ

美容オイルは、スキンケアの最後に使うと肌にフタをする役割があります。

お風呂上がりにお肌のうるおいが蒸発するのを防ぐほか、空調や外気の乾燥からも肌を守ります。

ベースメイクの前にオイルをポイント使いしておくと、夕方に小じわが出来にくくなりますよ。

美容オイルが皮脂量を安定させ、乾燥肌やニキビを改善する

皮脂に近い性質を持つオイルを塗っておくと「肌の皮脂量が十分」とお肌が感じて皮脂の分泌が安定します。

洗顔後につっぱる、乾燥しているのにニキビができるなどの「インナードライ」の人におすすめで、オイルを塗って逆にテカりが改善する事もあるんですよ。

美容オイルは角質を柔らかくし、肌の弾力を保つ

さらっとした美容オイルは角質を柔らかくしてお肌をもちもちにしてくれます。

洗顔時に余分な角質や汚れも落ちやすくなるので、お肌のターンオーバーも正常に近づきます。

中でも「スクワランオイル」や「馬油」は角質層に潤い成分を届ける作用があるので、酷い乾燥肌に悩む人におすすめですよ。

オイルを髪の毛に使うとパサつきが抑えられツヤもアップする

髪の毛や爪は「死んだ細胞」なので、放置していると水分がどんどん蒸発していきます。

特に加齢でキューティクルが乱れた髪の毛はパサつきがち。

そんなエイジングヘアでも、皮脂に近い美容オイルを使う事でしっとりツヤ感のあるスタイリングができます。

髪の毛全体に使うと不潔に見えてしまうので、全体にヘアミルクで潤いを与えた後に毛先を中心にオイルで落ち着かせるのがおすすめです。

肌の滑りを良くし、マッサージ時の摩擦を軽減する

脚や背中のマッサージでオイルを使うと、適度な圧力になって気持ちがいいですよね。

オイルマッサージはマッサージする側、される側双方の摩擦を軽減し、リンパや血液を流れやすくします。

ボディミルクやボディローションでもマッサージできますが、オイルの方が少量でよく伸びるのでコスパ◎です。

【まとめ】あらゆるところに使えるオイルで、全身もっちりツヤ肌になろう

1本オイルを持っておくだけで、肌の保湿や化粧水のブースター、ヘアオイルやオイルマッサージにも使えます。

年々減っていってしまう皮脂を美容オイルで補って、もっちりツヤ肌をキープしましょう!

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