スムージーはコップ一杯でビタミンが取れ、しかも手軽で美味しい飲み物ですよね。
毎朝お好みのブレンドで飲んでいる人も多いのではないでしょうか?
ですが、そんなスムージーは「毎日飲むと危険」とも言われています。
この記事では、毎日スムージーを飲むのが危険な理由と、スムージーの代わりに食べるのにおすすめな食べ物を紹介します。
スムージーを毎日飲むのが危険な理由
まずは、なぜ「スムージーを毎日飲むのが危険」だと言われるのかを解説します。
決してスムージーを毎日飲んで命の危険がある訳ではないのですが、
- 血糖値が急上昇する
- たんぱく質が不足する
- 冷凍や粉末は栄養素が壊れている
- 身体を冷やす
- 便秘のリスクが上がる
という5つの理由から危険だと言われています。
毎日スムージーが危険な理由① 血糖値の急上昇
果物が主体のスムージーには「果糖」がたっぷり含まれています。
この果糖は単糖類で、体に素早く吸収されるのが特徴。そのため、血糖値が急上昇するリスクがあります。
>>血糖値急上昇で危険!果糖ぶどう糖液糖フリーの生活を送ってみた
特に朝ごはんにスムージーだけしか飲まない人は、胃が空っぽの状態でスムージーを飲むので、より血糖値の上昇が激しくキケン。
毎朝の習慣にしていると、肥満や糖尿病のリスクも上がります。
毎日スムージーが危険な理由② たんぱく質不足
1日に必要なたんぱく質は体重50kgの人で50gほどで、朝ごはんでは1/3(15g前後)のたんぱく質を摂るのが望ましいです。
1日のタンパク質必要量として基準が示されていますが、そのタンパク質量が足りていても、偏って食べてしまっては、均等に分けてタンパク質を摂るよりも、効率的に筋肉を合成できていないということ
参考:森永製菓ポータルサイト
スムージーに牛乳や豆乳、ヨーグルトを入れたとしても、1食あたりのたんぱく質は3gほど。
脂肪に変わりやすい糖質だけたっぷりで、たんぱく質が全然補えていないという事になります。
毎日スムージーが危険な理由③ 生の食材以外は栄養素が壊れている
「お手軽な冷凍ベリーとヨーグルト」「さっと水に溶ける粉末のスムージー」を利用している人もいるかもしれませんが、冷凍や加工した果物はせっかくのビタミンが壊れて減っています。
特に水溶性ビタミンのビタミンC、ビタミンB群が失われやすいです。
野菜ジュースにも言えることですが、一度加熱したり濃縮還元した果物は「清涼飲料水」同然。
朝ごはんに糖分の塊を摂取するだけ、になっている人も少なくありません。
毎日スムージーが危険な理由④ 体が冷える
スムージーは常温~冷たくして飲むので、一気に飲むと内臓が冷えてしまいます。
さらにスムージーに使われる果物の中には「温かい地域で摂れる(体を冷やす)」ものが多いです。
朝ごはんは体温を上げて一日を活動的に過ごす役割がありますが、スムージーだけだと真逆の効果しか得られないかも・・・
毎日スムージーが危険な理由⑤ 便秘のリスクが上がる
スムージーは基本的に噛まなくても良い朝ごはんですよね。
「しっかり噛む」という行為は内臓を働かせるために必要な行動で、毎朝噛まない食事をしていると胃腸の不調に繋がる恐れがあります。
よくある不調が便秘で、スムージーで食物繊維を摂っているのにお通じが悪い・・・という人は噛まない食生活が体質に合っていない可能性が高いです。
営養価が高い「お手軽朝食」3選
続いては、スムージーと同じように手軽で、スムージーよりも栄養価が高い朝食を紹介します!
BASE FOOD
一食で1日に必要な栄養素の1/3が取れることで話題のBASE FOOD。
1個でビタミン・ミネラル26種類とたんぱく質15g、食物繊維3gが摂れるので、1日の栄養バランスがぐっと整います。
キレイタンパク
朝ごはんはたんぱく質がどうしても少なくなりがちなので、プロテインを取り入れるのもおすすめ。
「女性にうれしい」配合のキレイタンパクは、1食でしっかり15gのたんぱく質が摂れるほか、ビタミンCや亜鉛、セラミドなど女性のキレイをサポートする成分が豊富です。
味も朝食にぴったりな、ほっこりきなこ味。
今なら5食ぶんのお試しパックが842円(税込・送料無料)でお試しできます!
野菜をMOTTO 野菜スープ
朝からしっかり野菜を摂りたい派は、レンジで1分温めるだけで食べられる「野菜をMOTTO」がぴったり。
温めるだけ、というと冷凍のスープが多いですが、こちらは常温(レトルト)の商品です!
栄養や風味が損なわれにくいので、冷凍はちょっと・・・という人でも安心ですね。
スムージーはたまの贅沢に!普段は栄養価の高い朝食を
スムージーは絶対飲んじゃダメ!という訳ではありませんが、毎朝飲んでいると肥満や冷え性のリスクが上がります。
普段はバランスの良い朝食を心がけ、休日の贅沢にするなど「適度に」スムージーを楽しみましょう。