美容と健康にいいフルーツの中でも、柿は特にダイエットに向いていると言われています。
ついつい食べ過ぎてしまう秋~冬の体重管理にもぴったり!
この記事では、柿のダイエット効果や「柿ダイエット」の注意点について紹介していきます。
柿がダイエット向きな5つの理由

柿のカロリーは1個120kcalほどです。
100gあたりのカロリーで計算すると、ぶどう・りんご・いちじく・パイナップルなどと同じくらい。

果物のカロリーはほぼ糖質なので、糖質量もぶどうやりんごと同じくらいと考えて良さそうです
では他のフルーツと違う「柿がダイエット向きな理由」は何でしょうか?
理由は大きく分けて5つあります。
それぞれ詳しく解説していきますね。
柿がダイエットに良い理由①タンニンがコレステロール値を改善
柿の最大の特徴といえばタンニンです。
ポリフェノールの一種であるタンニンですが、以下のような効果が期待できます。
タンニンは血液中にある毒素や悪玉コレステロールを減らし、血液の流れをよくする働きがあるため、体全体の新陳代謝が良くなると考えられています。
参考:まつしたこどもクリニック
ちなみにタンニンとは、柿の渋み成分でもあります。

渋柿にはもちろん、渋みを感じない甘柿にもタンニンはしっかり含まれているので安心してくださいね♪
柿がダイエットに良い理由②カリウム豊富でむくみにアプローチ
柿は、他の果物や野菜同様に「カリウム」が豊富に含まれています。
カリウムはナトリウム(塩分)とバランスを取り、体の水分を調整する事で有名ですね。
水分バランスが崩れるとむくみや代謝の低下で太りやすくなるので、カリウムを含む食品は積極的に摂取したいところです。
柿がダイエットに良い理由③不溶性食物繊維が豊富
柿には「不溶性食物繊維」と呼ばれる、便のかさを増やす効果がある食物繊維が100gあたり1.4g含まれています。
成人女性の1日の食物繊維目標摂取量は18gなので、柿1/2個ほど食べるだけで目標の7%の食物繊維が補える計算に!

不溶性食物繊維といえばゴボウですが、ゴボウよりもお手軽に食物繊維を補える気がしますよね♪
柿がダイエットに良い理由④ビタミンCとB群が多い
柿はダイエットに良いと言われているビタミンCやビタミンB群が含まれています。
主な効果は以下の通りです。
- ビタミンC:細胞の新陳代謝を促進する
- ビタミンB1:糖質の代謝をサポート
- ビタミンB2:脂質の代謝をサポート
- ビタミンB6:アミノ酸の代謝をサポート
というワケで、代謝を全体的にサポートしてくれる柿!という効果ですよね。
柿がダイエットに良い理由⑤柿は果糖の割合が少な目
酸味が少ない柿は「甘いからダイエットに不向き」だと思われがち。
ですが、実は糖質の種類がダイエット向きなんです。
柿の糖含量は、15~20%で、そのうち70~80%がショ糖、残りがブドウ糖と果糖です。 果肉には、ショ糖をブドウ糖と果糖に分解するインベルターゼという酵素が含まれるため、柔らかく熟した果実や干し柿では、ショ糖はほとんど分解され、ブドウ糖と果糖のみとなります。
参考:大阪本場青果協同組合
一般的に、分解する必要がない「果糖」「ブドウ糖」はダイエット中はなるべく避けた方が良いと言われています。
逆に、柿に多く含まれるショ糖は分解にエネルギーを使います。
分解する必要があるぶん体内への吸収も緩やかになるので、よりダイエット向きだと言えるでしょう。
柿をダイエットに活用するときの注意点

いくらダイエットに良い!と言われる柿でも、食べ方を間違えると普通に太ります。
続いては、柿をダイエットに活用する際の注意点を見ていきましょう!
干し柿や熟れすぎた柿はダイエットに不向き
干し柿やしっかり熟した柿は、ショ糖の分解が進んでより「果糖」「ブドウ糖」の割合が多くなります。
好みにもよりますが、なるべく熟れる前の固めの柿の方がダイエット効果は高そうです。
なるべく午前中~15時くらいまでに食べる
就寝中は脂肪や血糖がエネルギーとして使われにくいため、寝る直前の食事は太りやすいです。
食事はもちろん、カロリーのほとんどが糖質である果物類も避けた方が良いでしょう。
果物を食べるなら朝か昼食後のデザート、間食などがベストです。
1日1個を目安にして食べ過ぎない
柿は1個あたり80~120kcalとなります。

柿1個でお茶碗1/2くらいのご飯のカロリーですね…!
いくらカリウムやビタミン類が多いと言っても、1日のトータルカロリーが多すぎると普通に太ります。
1日1個までを目やすに、気長に続ける方がよさそうです。
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