飲み会の翌日や生理前、塩分を摂りすぎてしまうとすぐにむくんでしまう体質の方は、解消するのも一苦労。
そんなむくみ体質に「クランベリー」が効くかもしれません。
日本ではあまり馴染みのないフルーツですが、クランベリーは昔から「むくみ解消の効果がある」と言われています。
この記事では、クランベリーが「なぜむくみに効くのか」やおすすめの摂り方を紹介しています。
美味しくむくみ解消したい人は、ぜひ読んでみてくださいね。
クランベリーはなぜむくみに効く？クランベリーの栄養素や効果
クランベリーには豊富なミネラルのほかに、膀胱炎を予防する効果が期待できる「キナ酸」と呼ばれる成分が含まれています。
なのでクランベリーは昔から「むくみ解消」「トイレの悩みに効く」と言われているんですね。
クランベリーに含まれる成分・栄養素
クランベリーの100gあたりのカロリーは323kcal（ドライ）で、そのほかに多く含まれている栄養素は以下の通りです。
| 成分名 | 効果 |
|---|---|
| 食物繊維 | 便通改善 |
| ビタミンC | 美白、免疫力アップ |
| ミネラル(鉄分・亜鉛・カリウム・カルシウム) | 新陳代謝を活発にする 水分バランスを整える |
| プロアントシアニジン | 抗酸化（アンチエイジング） |
| アントシアニン | 目や肝臓の機能をアップ |
| キナ酸 | 尿を酸性に調整し、尿路結石や膀胱炎を予防 |
| アルブチン | メラニン生成を抑えてシミ・そばかすを予防 |
北米で「3大フルーツ」として人気のクランベリーは、アントシアニンやプロアントシアニジンなどのアンチエイジング成分が豊富！
また昔からクランベリージュースは薬として使われていて、病原菌に対する免疫力を高める効果もあります。
クランベリーは利尿作用がありむくみや膀胱炎に効く
腎臓の働きを活発にするクランベリーは利尿作用があり、膀胱炎になりやすい人やむくみやすい人にぴったり。
クランベリーのキナ酸が尿を酸性に傾けることで、尿路や膀胱の細菌増殖を抑えられ、尿の排出をスムーズにしてくれます。
またクランベリーの利尿作用はカリウムを排出しにくいのも特徴で、体内のミネラルバランスが崩れることなくスッキリできるんですよ。
クランベリーは更年期や子宮の悩みにも
クランベリーには強力な抗酸化作用があり、全身の細胞を老化しにくくしてくれます。
また、亜鉛は子宮内膜を着床しやすい状態に導くので妊活にも欠かせません。
ちなみに「クランベリージュースは子宮の汚れを洗い流してくれる」というウワサがありますが、これは医学的なエビデンスを取れませんでした。
アントシアニンが目の疲れにも効く
ポリフェノールの一種であるアントシアニンは、ブルーベリーにたくさん入っているので有名ですよね。
アントシアニンは目の機能を向上させるので、疲れ目や人によっては視力が良くなることもあります。
クランベリーはむくみ解消に即効性がある？効果的な食べ方とは
日本ではあまりクランベリーを見る機会はありませんよね。
主に輸入雑貨があるお店を中心にクランベリージュースやソース、ジャム、ドライフルーツなどが売られています。
また、ケーキのトッピングに生のクランベリーが乗っている事がありますが、生ではかなり酸っぱいので量は少ないです。
そんなクランベリーの効果的な食べ方を研究してみました！
クランベリーはそのままでは酸っぱいかも
そのままでも食べられなくはないのですが、かなり酸味が強いクランベリーは生食に適していません。
なので、生のクランベリーを買ったらジャムにするのがおすすめです。
砂糖を入れすぎると逆にむくみの原因となるので、甘さは控えめにしましょう。
クランベリージュースやジャム・ドライフルーツでもむくみ解消効果はある？
順造選 クランベリー100（果汁100％ストレートクランベリージュース）500ml×3本入
クランベリーを食べるのがポピュラーなアメリカでは、クランベリーをジュースで飲むのが一般的です。
市販のクランベリージュースは衛生面で加熱しているので、手作りでなるべく加熱せずに飲むとビタミンCを壊さず体内に取り込めます。
ドライクランベリーも凝縮された栄養素を効率よく摂取できます。
特に鉄・亜鉛・カリウムなどのミネラルがたくさん摂れるので、おやつ代わりに食べてもいいですね。
【参考】むくみにはカリウムだけじゃだめ！？マグネシウムやカルシウムなどのミネラルまとめ
クランベリーサプリのむくみ解消効果はどう？
膀胱炎を繰り返す人が愛飲しているクランベリーのサプリメント。
サプリメントはクランベリーの栄養はそのままに、しかも砂糖が添加されていないのでスッキリ効果や美容効果をより求める方におすすめです。
ただ栄養素が凝縮されている分飲みすぎには注意。
クランベリーで妊娠しやすくなるって本当？
クランベリーを検索すると、妊活というワードが出てきます。
ただし妊娠はホルモンバランスのほかにも様々な要因が複雑に絡んでいるもの。
クランベリーを飲んで絶対妊娠できる！という訳ではありませんが、おやつをスナック菓子からクランベリーに替えるだけでも妊娠しやすい健康な体質に近づけます。
妊娠中のむくみにクランベリージュースを飲んでも良い？
妊娠中はむくみやすいですよね。
食事を見直しても適度に運動してもむくんでしまうときは、クランベリージュースやサプリに頼りたくなるかもしれません。
クランベリージュースは妊娠中のむくみ対策にも飲んで大丈夫なのですが、糖分が高いので飲みすぎには注意です。特に妊娠糖尿病の方は急激に血糖値が上がってしまいます。
またサプリは栄養素が凝縮されているので、妊娠中はちょっとの量でも調子が悪くなることがあります。
むくみがあまりに辛いなら、クランベリーのサプリよりも病院で薬を処方してもらった方が安心で効果も高いでしょう。
クランベリーのむくみ解消効果は女性の強い味方！おやつに取り入れて美しくなろう
むくみ解消や抗酸化作用、女性ホルモンを整える効果など女性に嬉しい効果がたくさんあるクランベリー。
ふだんのドリンクをコーヒーからクランベリージュースに替えたり、チョコやスナック菓子をドライクランベリーに替えるだけでスッキリしますよ。
