ノンシリコン、シリコンフリー、などの言葉のイメージから「シリコンって悪い成分なんだ」と思う方は少なくありません。
ですが、実はシリコンって安全な成分なんですよ♪
そこでこの記事では「ジメチコン」などのシリコン成分の安全性や、使う際に注意したいポイントを解説します。
ジメチコン＝毛穴詰まりはウソ！シリコン成分は危険性がほとんどない
「ジメチコン」とは、シリコーンオイルの中でも一番ポピュラーな成分。
シリコーンオイル全般の効果としては「肌や髪表面になめらかな膜を作る」というもので、
- 肌や髪の水分蒸発を防ぐ
- 肌や髪の質感をなめらかにする
効果があります。
肝心の安全性ですが「シリコンオイルは安全性の高い成分」です！
アレルギーも起きにくいですし、品質も非常に劣化しにくい成分。
分子も大きいので、肌から吸収されたり毛穴に詰まることもありません。
ジメチコンが「肌に悪い」と言われる理由はウソ？ホント？
一般的にジメチコンが悪いと言われる理由としては、以下の通りです。
- 毛穴が詰まる
- 皮膚呼吸を妨げる
- 常在菌のエサになってニキビになる
- シリコン成分はお肌に残りやすい
実はコレ、ほとんどが「ウソ」のウワサなんです…
上記のうち、ホントのウワサはたった一つだけ！
続いては、ジメチコンなどのシリコンオイルが悪いと言われる理由について解説していきます。
【ウソ】ジメチコンで毛穴が詰まる
前述のとおりシリコンオイルは分子量が大きいので、毛穴が詰まることはありません！
毛穴詰まりは特に頭皮でよく言われる事なのですが、頭皮の毛穴つまりのほとんどは「皮脂と古い角質」です。
ノンシリコンのシャンプーを選ぶより「洗浄成分」に気を使った方が、毛穴詰まりは改善しやすくなりますよ。
【ウソ】シリコンで皮膚呼吸ができなくなる
シリコンはお肌の表面で「網目状」「鎖」になっています。
お肌表面に膜を張っていますが、細かな隙間がある状態。
皮膚呼吸は問題なくできる状態です♪
ただしお肌の感覚が敏感な人は「膜を張った感じ」が息苦しく感じることもあります。
【ウソ】シリコンは皮膚常在菌のエサになる
シリコンは、皮膚常在菌のエサにはなりません。
皮膚常在菌のエサになるもので代表的なものでいうと
- 椿油などに多く含まれる「オレイン酸」
- 保湿成分の「グリセリン」
などが挙げられます。
逆にシリコーンオイルは肌荒れしにくい成分。
劣化しにくいので、もちろん酸化によるニキビにもなりにくいですよ♪
【ホント】シリコン成分はお肌に残りやすい
シリコンオイルの唯一のデメリットとしては「お肌に残りやすいこと」です。
洗顔やシャンプーでしっかり落とさない日が続くと、化粧水や美容液が浸透しづらくなるのを感じるかも。
お肌に優しい洗浄成分で、かつシリコンオイルや古い角質がしっかり落とせる洗顔料を選びましょう。
ちなみに、当サイト一押しの洗顔料はイルチ ブラックソープ
です！
アマニ油由来の洗浄成分が主成分で、スッキリするのにうるおいはしっかり残っています。
1回使うだけでもトーンアップするのを感じられますよ♪
イルチのブラックソープを使ってみた！私が実感した効果を徹底レビュー
ジメチコン＝毛穴詰まりはなし！危険性も少ないが合わない人もいる
基本的には安全性が高く、どんな肌質の人にも合いやすいのがジメチコン。
ですが、人によってはお肌の調子が崩れることもあります。
もしもジメチコン入りのコスメが原因かな？というトラブルがあれば、1か月ほどジメチコンフリーの生活をしてみて様子を見てみてくださいね。
シリコン成分がお肌に合わなかったらスクワランオイルを試してみて
もしもシリコン成分がお肌に合わないなら、皮脂に含まれる保湿成分である「スクワラン」を試してみてください。
ニキビのエサになるオレイン酸を含まず、お肌に自然な潤い感を与えてくれます。
お肌が整ってくると、洗顔後スクワランオイル1本だけでもスキンケアが十分に！
コスパも良い美容法ですよ。
