妊娠中はいつもと違う体調の変化に戸惑う事が少なくありません。
特に肌荒れやシミなど、肌質が変わったと感じる妊婦さんも多いのではないでしょうか。
妊娠中に出来てしまったシミは消えると聞くけれど、本当に大丈夫なのか心配になってしまいますよね。
そこで、この記事では
- 妊娠中でも安心して使える化粧品
- 妊娠中にシミができる原因
- 妊娠中のシミ予防や対策
についてまとめてみました!
すでにシミに悩む妊婦さんや、シミ対策をしたい妊婦さんはぜひ読んでみてくださいね。
妊娠中は注意!シミケア化粧品で気を付けたい成分
皮膚科でのシミ治療で使われる「ハイドロキノン」「トレチノイン」「メディカルピーリング」は妊娠中は避けたほうが良いでしょう。
いずれも肌に刺激が強い成分なので、妊娠中は赤みやかぶれなど肌トラブルや色素沈着が悪化するリスクがあります。
妊娠中におすすめのシミケア化粧品!シミ取りクリームってどう?
妊娠中でも安心して使えるコスメの美白成分は
- ビタミンC
- 日本酒(コウジ酸)
といった天然由来の成分です。
保湿効果や皮脂コントロールも期待できるので、肌を整えながらシミケアができるんですよ。
妊娠中でも優しいコウジ酸の美白効果!菊正宗 日本酒の化粧水シリーズ
日本酒由来のコウジ酸は、メラニン色素が作られるのを抑制する働きがあります。
【参考記事】日本酒化粧水の効果がすごい!プチプラでも口コミの評価が高い理由を解説
また、抗炎症作用にも優れているので肌トラブルを鎮静させる効果も期待できます。
ただ日本酒由来のコスメで、アルコールが飛びきっていないものは妊娠中は避けたほうがベター。
ドラッグストアでも買える「日本酒の化粧水」シリーズがおすすめで、低刺激かつ高保湿でさらに美白効果も期待できます。
ビタミンC誘導体も妊娠中のシミにおすすめ
ニキビ跡や毛穴の引き締めに有効な「ビタミンC誘導体(アスコルビン酸など)」も妊娠中に使えて美白効果が期待できる成分です。
ビタミンCの代表的なコスメと言えば「Obagi(オバジ)」の美容液です。
いつもの化粧水の後に1~2滴使うだけでお肌の調子を整えられます。
シミケアにはもちろん、毛穴の開きやインナードライで皮脂が過剰に出がちな人にもおすすめですよ。
妊娠中でも「ケシミン」は使ってOK
ケシミンクリームj シミ対策成分 浸透ビタミンC配合 30g 【医薬部外品】
ピンポイントで使うシミ消しクリームなら、ビタミンC誘導体とターンオーバーを整える「ビタミンE」が配合された小林製薬のケシミンがおすすめです。
妊娠中の肌に刺激となる「ハイドロキノン」やアレルゲンがなく、優しくシミケアできます。
ホルモンバランスで乱れた角質も、ビタミンEが配合されていることで整いやすくなりますよ。
妊娠中にシミができる原因!出産後消えるって本当?
そもそも、どうして妊娠中にシミができやすいのでしょうか?
妊娠中は、ホルモンバランスの関係で色素沈着を起こしやすくなります。
そのため、いつもよりも少ない紫外線や皮膚の摩擦でシミになりやすいんです。
ホルモンバランスの関係で急に濃くなったシミに関しては産後~卒乳後までの約1年間かけて徐々に薄くなるケースが多いのですが、妊娠中に紫外線を浴びすぎてできたシミは産後も残る事が多いので注意が必要です。
産後にすぐ戻るでしょ?と油断せずに、シミを作らないように対策する事が大切です。
妊娠中のシミ予防や対策法はある?
妊娠中になるべくシミを作らないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?
今日からすぐできる対策は
- 紫外線対策を徹底する
- 角質層に潤いを与えてバリア機能を高める
- メラニン色素が作られるのを抑えるコスメを使う
という3点です。
いつもより紫外線対策を徹底する
妊娠中は妊娠していない時よりも紫外線の影響を受けやすい状態なので、普段よりも紫外線対策を徹底しましょう。
室内にも意外と紫外線が入ってくるので、お化粧をしない日でも日焼け止めは塗っておきたいところです。
室内でも軽く使える「日焼け止め乳液」がおすすめで、肌への負担を最小限に紫外線対策ができますよ。
エリクシールのおしろいミルクは、これ1本だけでナチュラル美肌が作れます。
SPF50+、PA++++と日焼け止め効果がばっちりなのに、お肌にうるおいを与えてくれるんですよ。
たっぷりの保湿で肌のバリア機能を高める
ちょっとした刺激でも色素沈着を起こしやすい妊娠中は、保湿力と浸透力が高いコスメを使うのがおすすめです。
保湿力も浸透力も優れている化粧水といえば「アヤナス ローションコンセントレート」です。
数回ハンドプレスするだけでもちもちに潤います。
敏感肌用に開発された商品なので、妊娠中に肌荒れを起こしている時でも安心して使えますよ。
ちなみに、今なら公式サイトでアヤナストライアルセットが980円です。
化粧水・オイル美容液・美容液・クリームの4点が試せるので、かなりお得なセットですよ。
妊娠中の顔のシミ取りレーザーはかえって悪化するリスクが
美容外科や皮膚科でのシミ取りレーザーは、妊娠中のお肌には逆効果になる事も少なくありません。
シミ取りレーザーは産後1年、卒乳後などホルモンバランスが妊娠前と同じくらいまで戻ってから受けるようにしましょう。
それまでは紫外線ケアや保湿で、新たなシミを作らないよう心掛けたいですね。
【まとめ】基本的には妊娠前と一緒!保湿と紫外線ケアでシミ対策
妊娠中はホルモンバランスの関係でシミができやすく、産後も消えないものがあるのでしっかり対策する事が重要です。
- 紫外線対策はいつもより徹底する
- 高保湿・高浸透のコスメでバリア機能を高める
- ハイドロキノン・レーザー治療は厳禁
- コスメなら「日本酒」「ビタミンC」がおすすめ
といった事に注意して、妊娠中のデリケートなお肌を守りましょう。