押すだけでふわふわ泡が出てくる洗顔料って便利ですが、実は毛穴悩みのある人は注意が必要です。
泡タイプの洗顔料に潜む“落とし穴”とは?
泡で出てくる洗顔料には、泡立ちを良くするために石油系の合成界面活性剤が使われることが多いです。
代表的なものは「ラウレス硫酸Na」「ラウリル硫酸Na」などで、肌に必要なうるおいまで奪ってしまう可能性があります。
実は毛穴が開く原因にも
洗浄力が強すぎると、
- 肌の乾燥
- 皮脂の過剰分泌
- 角栓や黒ずみの発生
といったトラブルを引き起こし、結果的に毛穴の開きが悪化してしまいます。
防腐剤・品質安定剤にも注意
泡タイプは液体を安定させる必要があるため、防腐剤や品質安定剤が多く含まれます。
肌が敏感な方は、これらが刺激になることもあります。
逆に固形石鹸は防腐剤フリーの商品が多いのですが、チューブタイプの洗顔料や泡で出てくる洗顔料は要注意です。
もちろんどの成分も安全性のテストはクリアしているのですが、お肌が敏感な人は荒れるリスクが高まります。
参考:固形石鹸での洗顔はメリットいっぱい!チューブの洗顔料は成分が危険と言われる理由
毛穴ケアには「アミノ酸系」の泡洗顔がおすすめ
泡タイプでも、アミノ酸系の界面活性剤を使用している洗顔料なら、肌にやさしく毛穴にも好影響。
たとえば以下のような成分が入っているものです。
- ココイルグルタミン酸Na
- ラウロイルメチルアラニンNa
- ココイルメチルアラニンNa
これらは洗浄力が穏やかで、乾燥・インナードライ・毛穴開きなどが気になる方にぴったりです。
毛穴ケアにおすすめの泡洗顔5選
ここでは、実際に毛穴トラブルに悩む方におすすめしたい泡洗顔料を5つご紹介します。
- カウブランド 無添加泡の洗顔料
肌にやさしく、プチプラで続けやすい。無添加設計なので敏感肌にも◎。 - ランコム MOUSSE ECLAT
フルーツ由来の酵素で角質もすっきり。大人のくすみ毛穴に。 - Brighttherapy オーガニック洗顔フォーム
99%以上が天然由来成分。ナチュラル志向の方に。 - シーボディ 薬用VC泡フォーマー
ビタミンC配合で皮脂バランスを整え、毛穴詰まりに。 - DUO ザ ブライトフォーム
高濃度炭酸泡でやさしく角質オフ。透明感も期待できます。
①カウブランド 無添加泡の洗顔料
牛乳石鹸でおなじみのカウブランドの洗顔料です。
カウブランドの商品はシャンプーやクレンジングも優しい界面活性剤を使用しているので、ライン使いもおすすめ。
しかもアミノ酸系の界面活性剤を使用した商品としてはかなり安く、ドラッグストアでも気軽に買える商品です。
②ランコム MOUSSE ECLAT
海外のオイリー肌向けの商品が多いデパコス商品は洗浄力が強めの商品が多いのですが、ランコムのムースエクラはアミノ酸系洗浄剤がメインの優しい配合です。
特徴的な成分は「パイナップル」「パパイヤ」で、無駄な角質を柔らかくする効果があります。
洗浄成分は優しいですが、余分な角質や汚れはしっかり落とせる洗顔料です。
③Brighttherapy オーガニック洗顔フォーム
ブライトセラピーの洗顔フォームはなんと99%以上が天然由来成分で出来ています。
泡で出てくる洗顔料は泡がへたりやすい商品が多いのですが、この洗顔料は泡の密度が高く、1プッシュでも洗顔完了まで泡がへたりません。
グリセリンなどの保湿成分が他の商品に比べてやや少なめなので、洗い上りがさっぱりしています。
④シーボディ 薬用VC泡フォーマー
ニキビ用の洗顔料は洗い上りがつっぱるイメージがありますが【薬用VC泡フォーマー】はアミノ酸系洗浄剤を使っているので肌に必要な潤いをきちんと残してくれます。
さらに皮脂量を安定させるために「200倍浸透しやすいビタミンC」を配合しているので、ちょっとした刺激でゆらぎやすいエイジング世代にもぴったり。
ニキビ・吹き出物だけでなく、シミやくすみにもアプローチできる商品です。
⑤DUO ザ ブライトフォーム
クレンジングバームで人気のDUOに、泡で出てくる洗顔料も登場しました!
アミノ酸系の優しい成分配合ですが、古い角質や毛穴の奥の汚れまで落とせる「高濃度炭酸」が大人のごわついたお肌をスベスベにしてくれます。
スッキリ感とうるおい感、どっちも欲しい人にぴったりの洗顔料ですね。
【まとめ】泡で出てくる洗顔料は肌に優しい成分の物を選ぼう
泡で出てくる洗顔料は、肌への摩擦が少ない反面成分によってはお肌に刺激を与えるものがあります。
アミノ酸系など優しい界面活性剤が使われた洗顔料を使って、お肌の潤いを守りましょう。