「すごくしっとりする」と評判のヘアオイルを使っても、なんとなくパサつきが気になる事ってありませんか?
実はヘアオイルで逆に髪の質感が悪く見えてしまうことも珍しくないんです。
そこでこの記事では、ヘアオイルでぱさつきやごわつきを感じる原因や対策についてまとめました!
【逆効果】ヘアオイルで逆にぱさつく原因
ヘアオイルには
- 水分の蒸発を防ぐ
- キューティクルを整える
- 髪にツヤを与える
といった効果が期待できます。
特に水分の蒸発を防いで髪のうるおいがキープできる効果で「しっとり感」が生まれるのですが、どうしてそんなヘアオイルを使ってもパサパサになってしまうのでしょうか?
理由を解説していきます。
髪の水分量が少ないのにヘアオイルを塗っている
髪の毛を補修したり水分を与えられるヘアオイルもありますが、基本的にヘアオイルは「髪の毛表面に膜を作って水分の蒸発を防ぐ」ものです。
そのため、スカスカのダメージヘアや水分が少ない髪の毛に塗ってもぱさつきが軽減しません。
紫外線やドライヤーの熱でヘアオイルが焼けている
オイルの種類によっては、紫外線や熱ダメージで変質してしまうものがあります。
酸化したり変質したりしているヘアオイルを使うと、手触りがごわごわになったり頭皮にダメージとなることも。
紫外線で「油焼け」する鉱物油(ミネラルオイル)、不飽和脂肪酸が多い椿油やアルガンオイルも使い方には注意しましょう。
スタイリング用のヘアオイルを夜に塗っている
朝も夜もおなじヘアオイルを使っている人は要注意!朝のスタイリングにも使えるヘアオイルで「シリコン」が多いものは、髪の毛にシリコン成分が多く付きすぎている可能性があります。
シリコンはシャンプーやコンディショナーにも入っていることが多いので、ヘアオイルでも使ってしまうと過剰です。
(シリコンは付けすぎると髪の表面で固まりゴワゴワになってしまいます)
夜はオイル成分のみのもの、朝スタイリングに使うヘアオイルは夜と分けたほうが無難です。
ヘアオイルで逆にぱさつく人必見!正しいヘアオイルの使い方と選び方
それでは、正しいヘアオイルの選び方や使い方を解説します!
意外と見落としているポイントがあるかも?なので、おさらいしてみてくださいね。
朝と夜でヘアオイルは分けよう
夜のヘアオイルは、オイル100%のものやオイル+補修成分が主体の商品を選びましょう。
オイルの種類によってはニキビなど肌トラブルの原因となるものがあるので、肌質との相性も大切です。
ヘアオイルでニキビができる人は、キャスターオイルやスクワランオイルが無難ですよ。
朝はシリコン成分や保存料が使われているものでも大丈夫ですが、できれば毎日は使わない方が良いです。
鉱物油フリーのものが無難
油焼けを起こしやすい鉱物油は、特に夏場のヘアケアには向いていません。鉱物油100%のワセリンやベビーオイルは避けたほうが良いでしょう。
スタイリング用のヘアオイルにも鉱物油が入っているものがあるので、成分表示を確認して「成分表の最初の方」にミネラルオイルが入っていたら別の商品にするのがベターです。
ヘアオイルは入浴後すぐ塗って
入浴後すぐは、トリートメントやコンディショナーで髪の毛の水分や栄養素がたっぷり。そのうるおい成分が逃げないようにすぐヘアオイルでフタをしておきましょう。
ヘアオイルは「ドライヤーの前」という認識の人も多いですが、ドライヤーまで時間が空きがちな人はスキンケアのついでにヘアオイルも塗っておくつもりの方が良いです。
ヘアオイルは塗るだけでなくしっかり揉みこむのがコツ
ただ髪の毛にヘアオイルをなじませるだけでは不十分。
髪の毛1本1本にヘアオイルが行きわたるように、しっかり揉みこみましょう。
しっかり揉みこむことで、少量のオイルでもしっかりツヤが出るようになり、見た目の質感も安定しますよ。
ドライヤーは髪から離して、最後は必ず冷風を当てる
髪の毛を熱から保護する働きもあるヘアオイルですが、やはりドライヤーが近すぎると髪の毛のダメージを防ぎきれません。
キューティクルがなるべく開かないように、ドライヤーは神から極力離して。
また、ドライヤーの仕上げには冷風を当てるとキューティクルが締まり、うるおいキープ効果が高まります。
寝る前のヘアオイル「おすすめ商品」をたっぷりご紹介!
当ブログの姉妹ブログ「寝る前のヘアオイルおすすめ20選」では、筆者が実際に使ってみて良かったと思ったヘアオイルをランキング形式で紹介しています。
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