100%天然のカラー剤であるヘナカラー。どんなヘアカラーよりも髪に優しくて、2週間~1ヶ月も色モチするという夢のようなヘアカラーです。
私は20代から白髪があってヘアカラートリートメントでずっと染めていたのですが、最近ヘナに変えてみたところドはまり!
そんなヘナカラーを使って自宅でセルフ白髪染めをしている私が感じた、ヘナのメリットデメリットを紹介します。
ヘナカラーとは?染めるのに時間がかかるって本当?

ヘナとは、インドなどで「ヘナタトゥー」に使われる天然の染色料です。
ヘナの葉を乾燥させ粉末にしてお湯で溶くことで、オレンジ色の色素が肌や髪の毛に付きやすくなります。
ヘナだけではオレンジ色が強いので、髪の毛に使用する時はインディゴを混ぜてこげ茶~黒に調整します。
その他、髪の毛への特徴は以下の通りです。
- 髪表面をコーティングし、ダメージから守る
- 髪の毛を補修する
- 頭皮の汚れを吸着し、頭皮を整える
ヘナは髪の毛の空洞に色素が入り込み、水分を含んで膨張する効果があります。
ダメージが大きい髪の毛ほど、高いトリートメント効果が期待できるんですよ。
ヘナカラーは美容院じゃないと無理?
ヘナで染めるのは「難しい」「ムラになる」という口コミもありますよね。
美容院でヘナカラーを扱う所で染めてもらう方が良いのでしょうか?
結論から言うと、個人的には自宅でセルフヘナカラーするのがオススメです!
温度管理やヘナパウダーを溶いてペーストにするのにコツは要りますが、慣れれば自宅の方がいつでも気軽に染められて便利です。
また市販のヘナは安いものが多いので、セルフカラーの方がコスパ◎です。
あとは染め置き時間の間(最低40分、4時間以上染め置く人も)に好きなことをして過ごせるのもメリットです。
ヘナカラーで白髪染めするやり方
ヘナを使って自分で染める方法は以下の通りです。
- 事前にしっかりシャンプーして汚れを落とす
- 45℃のお湯にヘナパウダーを溶かし、マヨネーズくらいの固さにする
- 濡れた髪の毛にヘナペーストを塗っていく
- たっぷり塗れたら、頭皮までしっかり揉みこみ空気を入れる
- シャワーキャップやラップを被り、その上からタオルで保温する
- インディゴ入りなら40分、ヘナだけなら3~4時間放置
- お湯でヘナペーストを洗い流し、自然乾燥させる
ヘアカラートリートメントや美容室のヘアカラーは乾いた髪の毛の方が良く染まりますが、ヘナは濡れた髪の毛の方が発色します。
濡れた髪の毛にたっぷり塗り、さらに洗い流した後も自然乾燥することでしっかり色素が膨張するんですよ。
【参考】ヘナでの白髪染めは面倒じゃない!ヘナの美髪効果と簡単な染め方
私が使っている市販のおすすめヘナカラー!メーカーはナイアード
私がずっと愛用しているヘナカラーはこちら。
ナイアードというヘナのメーカーです。
市販のヘナの中ではかなり安い方で、1袋1,500円(100g)でリタッチなら4~5回分はあります。
1回で2週間は持つので、1ヶ月のカラー代が1,000円を切る計算になりますね!
ナイアードには、ヘナ100%のオレンジ色、ヘナ+ハーブの仕上がりサラサラタイプ、ヘナ+木藍の茶系・黒茶系の4種類がラインナップされています。
お好みのカラーを選んでみてください。
ヘナカラーを使って自宅でセルフ白髪染めするメリットデメリット

それでは、美容院でのヘアカラーやヘアカラートリートメントに比べて、ヘナにどんなメリットデメリットがあるかを紹介します。
私が実際にヘナを1年使った経験をもとに発表しますね。
ヘナカラーでセルフ白髪染めするメリット
ヘナで白髪染めをするメリットは以下の通りです。
- トリートメント・育毛効果が高い
- 経済的・コスパ◎
- 色モチが丁度いい
何と言ってもヘナのメリットは髪と頭皮のコンディションをアップさせられるという事です。

ヘナを使う前と2ヶ月使った後の私の髪の毛はこんな感じに変化しました。
撮った時期が違うので色味の違いは置いておいて・・・髪の毛全体がしっとりしてうねりが少なくなりました!
毛先のパサつきもかなり抑えられているのですが、実はコンディショナーやヘアオイルは使ってないんです。
ヘナでしっかり潤うので、コンディショナーを使うと逆にべたつきを感じるようになりました。
ヘナは安い?色モチやコスパを徹底比較
コスパや色モチに関しては、以下の表をご覧ください。
美容院 (カラーのみ) | ヘアカラー トリートメント | ヘナ | |
目安価格 | 5,000円/回 | 3,000円/個 リタッチで1ヵ月分 | 1,500円/包 リタッチで1.5~2ヶ月分 |
染める頻度 | 2ヵ月に一度 | 4~5日に一度 | 2~3週間に一度 |
1ヶ月分の価格 | 2,500円程度 | 3,000円 | 750~1,000円程度 |
白髪の量が多い私は、美容院でのカラーだと伸びてきた白髪が気になるので頻繁にリタッチする必要があります。
美容院だと2ヶ月に一度は染めないときつい。でも、ヘアカラートリートメントだと染める頻度が多すぎてしんどい。
ヘナはちょうど白髪が目立ち始めるタイミングでリタッチできるので、色モチはベストです。
また、頻繁に染める人ほどヘナはコスパが良く感じるでしょう。
ヘナカラーでセルフ白髪染めするデメリット
ヘナで染めるうえで感じるデメリットは以下の通りです。
- 慣れるまでは温度管理やヘナペーストの固さ調整が難しい
- 染め置き時間が長い
- 香りが青臭い
最初の2回くらいまでは、お湯にヘナパウダーを溶かして作る作業に苦労しました。その後は慣れたので、あまり面倒だと感じません。
染め置き時間は40分~1時間くらいなのですが、人によっては長すぎると感じるかもしれませんね。
(私は家事や育児をしているとあっという間に過ぎます)
あとは、ヘナは植物を乾燥させたものなので独特の青臭さがあります。
染めている途中~染めた翌日くらいまでは香りが気になる事も。
これらのデメリットを解消したいなら、ヘアカラートリートメントがおすすめです。
私も愛用しているのがコスパ抜群のレフィーネという商品で、ラベンダーなどアロマの香りに癒されます。
ポンプを押すだけでクリームが出てくるので面倒さはありませんし、染め置きも長くて20分とヘナの約半分です。
ヘナを使い始めて数回は髪がきしむヘナショックになるかも
これはデメリットであり実はメリットなのですが、使い始めの数回は、ヘナ染めで髪がきしむ「ヘナショック」と呼ばれる現象が起こることがあります。
ヘナは酸性なのでキューティクルをきゅっと締める効果があって、ダメージヘアでキューティクルが乱れていると髪がきしんだりゴワゴワになったりする事も。
5回以内には落ち着くことが多いのですが、最初はびっくりしてしまうかもしれません。
ですがキューティクルを締めるという効果は、髪から水分が蒸発するのを防げるので大きなメリットです。
じっくりヘナ染めに取り組んでみてくださいね。
【まとめ】髪の毛を丈夫に育てたいなら、白髪染めはヘナカラーが最適
100%天然のヘアカラーであるヘナ。
色モチが2~3週間と髪に優しいカラーの中ではかなり長く、さらに髪の毛も補修してくれるという万能ヘアカラーです。
抜け毛や白髪に悩む人はもちろん、年齢をかさねてうねりやパサつきが気になり始めた若い世代にもおすすめ。
将来も髪の毛をまっすぐツヤツヤに保ちたいなら、ぜひヘナカラーに挑戦してみてくださいね。
\私が使っているヘナはこちら/