ヘナ白髪染めは美髪効果がすごい!セルフの染め方やおすすめヘナカラーを紹介

ヘアケア

美容院で「ヘナカラー」というメニューを見たことはありませんか?

植物のヘナを使ったカラーのことで、着色効果&髪の毛の補修効果がある、エイジング世代に嬉しい白髪染めなんです。

筆者も現在セルフでヘナカラーをしていて、適度に色持ちして髪の毛の調子も良いです♪

そこでこの記事ではヘナの効果やセルフでの染め方、おすすめのヘナについて紹介します。


ヘナって何?髪への効果や白髪の染まり具合

まずは、ヘナについて紹介していきますね。

  • ヘナはインドや北アフリカ原産の植物
  • 肌や髪の毛をオレンジ色に染める
  • ヘナにはキューティクルが剥がれた部分を補修する効果がある
  • ヘナの色味は鮮やかなオレンジ色、白髪染めではインディゴを併用する
  • アレルギーや副作用の心配がほとんどない

かなり魅力的な特徴ですよね!

ヘナは白髪ケアだけでなく、年齢を重ねて細くうねった髪の毛にもおすすめです。

ヘナはインドや北アフリカ原産の天然染料

ヘナはインドや北アフリカなどの乾燥した地域で育つ多年草です。

きれいなオレンジ色の色素を持っていて、肌や髪の毛に着色する効果があります。

インドでは婚礼の際にヘナで皮膚に模様を描く「ヘナタトゥー」が有名ですね。

ヘナは髪の補修もしてくれる

ヘナの色素はキューティクルの隙間から入り込んで、髪の毛のタンパク質(ケラチン)と結びつく性質があります。

キューティクルが剥がれた部分や、ケラチンや水分が抜けてスカスカになった部分を補修してくれるので、使い続けると強くツヤのある髪の毛になっていきます。

ヘナだけだとオレンジ色が強いのでインディゴも併用する

ヘナは単体ではオレンジ色に着色します。

特に白髪や明るい髪色ではよく発色するので、ブラウン~黒に染めたい時は藍色のインディゴを混ぜて使います。

初心者は以下のようなヘナとインディゴがあらかじめ混ざった商品を選ぶのがおすすめですよ。

ヘナはアレルギーリスクがほとんどない

ヘナにはアレルギーや刺激性がほとんどありません。

美容院でのカラーリングで肌トラブルを起こしてしまった人(ジアミンアレルギーになってしまった人)にもぴったりの白髪染めです。

しかしヘナでカラーリングをするとピリピリ感を感じる事があります。インディゴが少し刺激性を持っているのが原因なので、敏感肌の方はパッチテストを行ってから染めましょう。

ヘナでの白髪染め方法!セルフで染めるのは難しい?

それでは、ヘナで白髪染めをする方法を紹介します。

ヘナが他の白髪染めと違う点は、やや染め置き時間が長い事で、1時間前後の商品が多い事です。

そのほかは特に難しい事はありません!地肌に付いても大丈夫です。

まずは美容院で染めて貰って染まり具合を確認するのがベター

ヘナのカラー剤で頭皮に刺激を感じたり、仕上がりの色味が思っていたのと違ったりする事があります。

最初はヘナカラーを扱う美容院で染めてもらう方が良いですね。

また、ダメージが大きい髪の毛は最初きしみを感じることがあるので、髪の毛の状態を美容師さんに確認して貰える方が安心です。

自宅でヘナ染めをする場合はヘナパウダーがおすすめ

自宅でヘナを使う場合は、パウダー状のヘナが簡単です。

染める直前に使う分だけお湯で溶いてペーストにし、白髪が気になる部分を中心にたっぷり乗せます。

ヘナで白髪染めをする手順

ヘナでの白髪染めの手順は以下の通りです。

  1. シャンプーで髪の毛の汚れを落としておく。
  2. ヘナパウダーをお湯で溶き、ペーストを準備する
  3. 濡れたままの髪の毛に少量ずつ伸ばしていく。使うペーストはたっぷり目に
  4. 全体に乗せたら髪の毛全体を揉んでしっかり空気を入れる
  5. シャワーキャップやラップをして、温かい部屋で1時間~3時間染め置く
  6. 時々ドライヤーで温めるとより染まる
  7. お湯でペーストを洗い流し、自然乾燥する

美容院でのカラーやヘアカラートリートメントは乾いた髪の毛に塗ったり、染めた後すぐドライヤーで乾かしたりしますが、ヘナは濡れた状態の方が発色が良くなります。

あらかじめシャンプーしてから染めるのがベストです。

また、クリームを乗せる時は手袋やコームが必須です。

ちなみに、こちらの記事で実際に私がセルフヘナカラーをしている様子を紹介しています。

ヘナで染めた後はシャンプーやトリートメントしても良い?

ヘナで染めた後2~3日は、できればお湯のみで洗髪したほうがいいです。

これはヘナやインディゴの色素が2~3日かけて分子を大きくするからで、その間はシャンプーで色素が落ちやすいからです。

ヘナの染まり具合や色持ち、長く色を楽しむためのケア方法

続いては、ヘナの染まり具合やヘナで染めた後のヘアケアについて詳しく見ていきましょう。

ヘナの色モチは最長3ヵ月と長い

ヘナの色モチは1ヶ月半~3ヵ月。意外と長いですよね!

最初は色が入りづらいので1週間に1度程度染める必要がありますが、色素が定着してきたら1ヵ月に1度で充分髪色を保てます。

ヘナで染めた後は弱酸性のシャンプーを

ヘナは酸性の植物なので、石鹸などアルカリ性のシャンプーは色落ちを早めてしまいます。

ただ市販のシャンプーのほとんどが弱酸性なのであまり心配いりません。

Amazonや楽天で購入できるおすすめのオーガニックヘナ

ヘナは基本的にネット通販か美容院で購入します。

そこで、Amazonや楽天でも買える、おすすめのオーガニックヘナを探してみました!

ナイアード ヘナパウダー

ヘナ・インディゴに加え、7種類のハーブがミックスされたヘナパウダーです。

天然の原料のみ使用しているので、とことんオーガニックにこだわる人におすすめ!ハーブの作用できしみが少ないツルンツルンの髪の毛に仕上がります。

むぎごころのオーガニックヘナ

コスパ抜群のナイアードですが、やや香りが強いのが難点。

一方むぎごころのヘナは、国内で加工されていて不純物が徹底的に取り除かれていて、香りがかなり優しいのが特徴です。

実際に私も使っていますが、色モチはナイアードより気持ち長いかな・・・香りに敏感になっている時期はむぎごころを使うようにしています。

ハナヘナ ハーバルブラウンヘナパウダー

国内トップクラスのシェアを誇るハナヘナは、ヘナ100%のナチュラルやこげ茶、濃茶などカラーバリエーションが豊富です。

一番人気は上記のハーバルブラウンで、ヘナとインディゴが4:6で配合されています。

ヘナはドラッグストアで購入できる?

ほとんどのドラッグストアでヘナパウダーは置いていません。

ヘナ配合のトリートメントやヘアカラートリートメントはありますが、補修成分として入っているので白髪は染められません。

ヘナ配合のヘアカラートリートメントってどう?

HC染料や塩基性染料など髪の毛表面に吸着する化学染料が主に使われているヘアカラートリートメントですが、以下の商品のように補修成分としてヘナが入っている事があります。

ヘナ配合ですが、補修成分として入っているのでヘナのように1~3ヵ月も色が持ちません。

通常のカラートリートメント同様、1週間に1~2度染める必要があります。

【まとめ】ヘナは髪の毛も補修できる白髪染め!使い続けて美髪を目指そう

髪の毛を補修しつつ、しっかり白髪をカバーしてくれるヘナ。

染め置き時間が1時間~と長いのが難点ですが、2ヶ月に1度ほどのケアでカラーと髪の毛の補修ができるなんてありがたいですよね。

最初は染めるのが面倒かもしれませんが、ケアを続けるとエイジングサインの少ないしっかりした髪の毛に育つはずです!

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