ネット上で話題の「梅流し」という健康法をご存知ですか?
簡単に言うと、断食した後に大根と梅干しの煮汁を飲む方法なのですが、お通じが良くなったりお腹の調子が整うと評判なんですよ。
そこでこの記事では、梅流しの方法や便意が来ない時の対処法を紹介します。
知恵袋で話題の梅流しって何?
まずは、梅流しについて簡単に解説しますね。
梅流しは主に「便秘解消」が目的の健康法です。
薬に頼らずにお通じが改善できるので、ついつい便秘薬に頼ってしまう人にもぴったりなんですよ。
梅流しは「スッキリできる!」と話題の便秘解消法
梅流しの方法は以下の2ステップです。
- 断食(半日~2日の間で体調を見ながら)
- 大根と梅干を煮たものを便意が来るまで食べ続ける
断食で胃腸を休ませたあとに「梅流し」と呼ばれる大根と梅干を煮たものを食べます。
ガンコに溜まった便が悪玉菌と共に流れるので、腸のリセットができる方法として人気です。
梅流しの知恵袋やSNSでの口コミ
梅流しを実践した人の口コミをSNSや知恵袋で集めてみました。
梅流しのことですよね? 私は便秘気味ではないですが、ファスティングの後は宿便が出ます。 1時間くらいトイレとお友達です。 食べ始めてすぐの人もいますが 私は1時間くらいかかりました
参考:知恵袋
梅流しの口コミは、特にツイッターでたくさん見られます!
中には「効きすぎた」という声もあって、ひどい便秘に悩んでいる人は試す価値がありそうです。
梅流しのやり方やレシピ
それでは、梅流しのやり方を詳しく紹介します!
梅流しの作り方!炊飯器のお手軽レシピも紹介
断食後に飲む梅流しの作り方は以下の通りです。
- 大根 1kg(中1本)
- 梅干し 30g(2~3個)
- だし昆布 20×5センチくらい
- 鍋に昆布と水2リットルを入れて加熱する
- 大根を1センチの輪切りにして煮込む
- 大根が柔らかくなったら火を止めて梅干しをちぎって入れる
昆布のお出汁がきいているので、副菜として普段の食事にも出せるほど美味しい!
時短したい人は大根を最初に電子レンジにかけておいたり、5合炊きの炊飯器がある人は炊飯器で作るのも良さそうです。
梅流しの基本のやり方!断食なしでもできる?
上記の梅流しをただ食べるだけでも体に良さそうですが、デトックス目的の人は断食と組み合わせましょう。
基本のやり方は
- 24時間断食する
- 梅流しの煮汁を全部飲み干す
- 大根を最低半分は食べる
といった感じです。
健康を害する恐れがあるので、断食は長くても2日までにしておきましょう。
ポイントは「まず煮汁を飲み干す」という事で、一気に便や悪玉菌を流す効果があると言われています。
梅流しの注意点&やってはいけない人
- お通じに問題ない人
- 妊娠中&授乳中の人
- 子供や成長期の人
- 通院中や服用している薬がある人
上記の人は断食が体の負担になり危険なので、梅流しはやってはいけません。
梅流しを食事のおかずとして食べるのは大丈夫です
また、梅流しでは腸の悪玉菌と共に善玉菌も流れてしまうので、お通じに問題がない人が実践すると逆に便秘や肌荒れになる恐れがあります。
梅流しで便意が来ない時に考えられる原因!梅干しの種類は関係ある?
人によっては「効きすぎ」レベルになる梅流しですが、知恵袋の質問には「便意が来ません」という質問も多数寄せられていました。
そこで、梅流しで便意が来ない時に考えられる原因をまとめます。
煮汁を飲み干していない
梅流しで便意を来させるコツは「空腹時に梅流しの煮汁を大量に飲む」事です。
煮汁を少しずつ飲んでいると体に吸収されて便意にならないので、なるべくゴクゴク飲みましょう。
ファスティングが不十分
胃腸が休まっていないままに梅流しを実践しても、内臓が反応してくれない事があります。
最低2食は水だけで過ごすようにしてから梅流しを実践してみましょう。
便が固すぎて動かない
便秘がガンコすぎる場合は、便が固すぎて動かないこともあります。
断食中も水分を意識して摂ったり、酸化マグネシウム系の便秘薬で便を柔らかくしてから梅流しを実践すると良いでしょう。
梅流しでお腹スッキリ!便意が来ない時は方法を見直して
普段食べている食材で簡単にデトックスできる「梅流し」。
やってはいけない人や便意が来ない場合もありますが、正しく実践すればスッキリできる人が多い便秘解消法です。
なんだかお腹がスッキリしないな、と感じる方は試してみてくださいね。