オリーブオイルは、料理に使われることが一般的ですが、実はスキンケアにも効果があると言われています。
しかし、注意点を守らないと肌トラブルの原因になることも。
今回は、オリーブオイルを顔に塗る際の注意点とおすすめのスキンケア用オリーブオイルについてご紹介します。
敏感肌・混合肌の私ですが、実際にオリーブオイルを試した感想もお届けします♪
オリーブオイルを顔に塗るなら必ず「スキンケア用」を!
まず最初に、オリーブオイルがいくらお肌に良いからといって、食用のオリーブオイルを顔に塗るのはNG。
風味や味を重視しているので、スキンケア用よりも精製度が低く、果肉成分などが多く残っている場合があります。
人によりアレルギーや肌トラブルの原因となるので、絶対スキンケア用のオリーブオイルを選んでくださいね。
私もオリーブオイルを顔に塗ってみました
最近、スキンケアにオリーブオイルを使う人が増えていることを聞き、私も試してみることにしました。
使ってみたのは「ちふれ」のオリーブオイルです。
ちふれもそうですが、ドラッグストアで気軽に買えるスキンケア用オリーブオイルがここ1年ほどでぐっと増えたように感じます♪
私が使ったのは「ちふれ」のオリーブオイル
ちふれのオリーブオイルは、1個20mlと小さめサイズ。
100mlで1,000円以下の無印のオリーブオイルが人気ですが、オリーブオイルがお肌に合うか分からない人はちふれでお試しするのがベストです♪
オリーブオイルの顔への塗り方
私はオリーブオイルを顔に塗る際、以下の方法で塗りました♪
- まず、メイクや汚れをしっかりと落とします。クレンジングや洗顔を行い、肌を清潔にします。
- オリーブオイルを手のひらに数滴取り、温めます。
- 温めたオリーブオイルを顔全体に優しく塗り広げます。
- 特に乾燥が気になる部分には指でそっと重ねづけします。
- 夜塗った場合は、朝必ず洗顔して一度オイルを落とします。
肌なじみが良いと言われるオリーブオイルですが、冷えているとお肌になじみにくいのでしっかり温めるのがポイントです。
また、寝ている間の皮脂と混ざり合ったオリーブオイルもトラブルのもととなるので、必ず朝は洗顔して塗りなおすようにしました。
オリーブオイルの香りやテクスチャ
ちふれのオリーブオイルは、香りが控えめで、塗り心地もオイルにしてはさっぱり目に感じました。
顔に塗る際も、重たさを感じずに使えました
ただやはりオイルという事で「油膜感」は感じます。
苦手な方は、少しずつから挑戦したり、乾燥がひどい部分にのみ使うようにした方が良さそうです。
オリーブオイルの肌なじみ
オリーブオイルは、肌なじみが良いと言われています。
私も使ってみた結果、肌にすっと馴染んでいく感じがありました。
乾燥肌の方や、年齢肌の人にもおすすめです。
オリーブオイルでニキビはできる?
脂性肌の方は、オリーブオイルの使用によって肌トラブルが起こる可能性があるため、注意が必要です。
私もオイルでニキビができやすい肌質ですが、オリーブオイルではニキビはできませんでした。
ただ、コンディションが悪そうな日、皮脂が過剰に出ていると感じる時は、使うのを控えたほうが無難かもしれません。
オリーブオイルがスキンケアに良いと言われる理由
オリーブオイルがスキンケアに良いと言われる理由はいくつかあります。
- 肌なじみが良い
- 保湿力が高い
- 油焼けの心配が少ない
- コスパが良い
- ネイルケア、ヘアケアなどマルチに使える
詳しく紹介しますね。
肌なじみが良い
オリーブオイルは、皮脂に含まれる成分が多く含まれています。
そのため、乾燥肌や年齢肌の人でも肌なじみが良く、使いやすいです。
保湿力が高い
オリーブオイルは、美容系のオイルのなかでも保湿力が高いと言われています。
私が実際に使ってみた中では、
スクワランオイル<ホホバオイル<馬油<オリーブオイル=アルガンオイル
という感覚です♪
【参考】ホホバオイルとスクワランオイルの違いって?美容に使える天然オイルを徹底比較
【参考】毛穴詰まり・開き・黒ずみは馬油で解決!毛穴ケア方法や馬油洗顔での使い方
乾燥肌の方や冬場の乾燥が気になる方には特におすすめです。
油焼けの心配が少ない
オリーブオイルはビタミンEの含有量が多く、油焼けの心配が少ないと言われています。
ヨーロッパでは日焼けによる肌のダメージを防ぐ効果があるとして有名です。
コスパが良い
オリーブオイルは、比較的手頃な価格で購入することができます。
また、少量で効果を実感することができるため、コスパが良いと言えます。
ネイルケア、ヘアケアなどマルチに使える
オリーブオイルは、スキンケアだけでなく、ネイルケアやヘアケアにも使うことができます。
個人的なおすすめは「ハンドケア」に使う方法!
私は水仕事をすることが多いのですが、手を洗った後にオリーブオイルをなじませると、ハンドクリームよりもべたつかずしっかり保湿できるのでお気に入りです。
オリーブオイルのデメリットや注意点
しっとり感が強く、コスパが良い反面、オリーブオイルにはデメリットもあります。
- 脂性肌の人はトラブルが起こりやすい
- 開封後はなるべく早く使いきらないと酸化が始まる
- 食用オリーブオイルはスキンケアに使ってはいけない
オリーブオイルを顔に塗る際には、肌質により注意が必要なんです。
脂性肌の人はトラブルが起こりやすい
脂性肌の方は、オリーブオイルの使用によって肌トラブルが起こる可能性があります。
オリーブオイルの主成分である「オレイン酸」は、ニキビができやすい人には要注意な成分なんです
オリーブオイルのほかには、アルガンオイルや椿油などがオレイン酸含油量が高いです。
【参考】ヘアケアに使った椿油でニキビや肌荒れが悪化!?顔の肌にも優しいヘアオイルの選び方
毛穴が詰まりやすくなったり、ニキビや吹き出物ができる可能性があるので、注意が必要です。
開封後はなるべく早く使いきらないと酸化が始まる
オリーブオイルは、開封後は酸化が始まるため、なるべく早く使いきることをおすすめします。
酸化したオリーブオイルを使うと、肌に悪影響を与える可能性があります。
目安は開封後3ヵ月~半年程度。
今回使ったちふれのオリーブオイルは容量が少ないので、ちょうど2ヵ月くらいで使い切れました。
食用オリーブオイルはスキンケアに使ってはいけない
食用のオリーブオイルは、スキンケアにはNG。
香りや風味をしっかり残すために精製度が低く、果汁成分や果肉成分が肌に悪影響を与える可能性があります。
スキンケア用にしっかり精製された商品を選ぶようにしましょう。
オススメのスキンケア用オリーブオイル3商品
最後に、私がオススメするスキンケア用オリーブオイルを3つご紹介します。
- 「ちふれ」のオリーブオイル:プチプラ&20mlの小容量なので、お試しに最適!
- 「DHC」のオリーブバージンオイル:熟しはじめのオリーブからしか採れない希少なオイル!高品質で人気
- 「無印良品」のオリーブオイル:200mlの大容量!ボディにも使いたい人におすすめ
これらの商品は、スキンケアにおすすめのオリーブオイルです。
自分の肌質や好みに合わせて、選んでみてください。
オリーブオイルを顔に塗る際は、注意点を守りながら正しい使い方をすることが大切です。
肌に合わない場合は、すぐに使用を中止し、専門家に相談することをおすすめします。