オーツミルクとアーモンドミルクを徹底比較!ダイエットにはどっちがいい?

ウワサを調べてみた

牛乳や豆乳の代わりに使える!と人気のアーモンドミルク。

ところが最近、もうひとつ「代替飲料」が人気なのをご存じですか?

それは、オーツ麦由来のオーツミルク。

アーモンドミルクもオーツミルクも体によさそうなのですが、正直どれを選んだらいいか分からないですよね。

そこでこの記事では、オーツミルクとアーモンドミルクの違いを「美容とダイエット」の観点から解説していきます!

オーツミルクとアーモンドミルクの違いとは

オーツミルクとアーモンドミルクの違いですが、以下の5つの点から解説していきます。

  • 原料と製造方法
  • カロリーや栄養素
  • 添加物
  • コスパ
  • 賞味期限

大きく違うものもあったので、ぜひ参考にしてみてください♪

オーツミルクとアーモンドミルクの原料と作り方

オーツミルクの原料はオーツ麦、アーモンドミルクの原料はアーモンドです。

どちらも原料を水と一緒に粉砕して、繊維質を濾(こ)して作られます。

オーツミルクの方が水の量が少なくて良く、アーモンドミルクの1/8ほどの水の量で製造できます。

牛乳と比べて育てる過程でも費用が少ないので、オーツミルクは「サスティナブル」な飲料とも言えますね。

栄養成分

続いては、栄養成分の比較です。

成分アーモンドミルクオーツミルク
エネルギー65kcal46kcal
糖質0.4g7.2g
食物繊維0.7g1.5g
たんぱく質2.9g0.3g
脂質5.6g1.4g
ビタミンB20.5mg(41%)0.21mg(17%)
ビタミンE2.2mg(40%)
カルシウム27.3mg(4%)120mg(18%)
マグネシウム25.9mg(9%)
いずれも100gあたり/%は30歳女性の接種推奨量に対し

カロリーはオーツミルクの方が低いですが、糖質はアーモンドミルクに軍配が上がります。

アーモンドミルクには脂質が多く含まれますが、その多くは体脂肪として蓄積されにくい脂肪分。

栄養でいうと、オーツミルクには1日分の1/6ほどのカルシウムが、アーモンドには1日分の1/3ほどのビタミンEが含まれるのも特徴です。

参考:むくみにはカリウムだけじゃだめ!?マグネシウムやカルシウムなどのミネラルまとめ

添加物の有無

アーモンドミルクとオーツミルク、両方を発売している「マルサン」の商品で添加物を調べてみました。

スラッシュより後ろ、黄色のアンダーマーカーを引いているのが添加物です。

アーモンドペースト(国内製造)、食物繊維(ポリデキストロース)、食塩、植物油脂/乳化剤、香料、pH調整剤、安定剤(ジェラン)、ビタミンE

参考:マルサンアイ毎日おいしいローストアーモンドミルク 砂糖不使用

オーツミルク(国内製造)、安定剤(増粘多糖類)

参考:マルサンアイオーツミルク クラフト

もちろん、メーカーによっても添加物の量や種類が異なるので一概には言えませんが、オーツミルクの方が使用されている添加物が少ないように思います。

ただし市販のアーモンドミルクは添加物だらけ!?成分の危険性や添加物なしの商品をチェックという記事で紹介しているように「添加物=悪」ではありません。

豆乳や乳飲料にも使われている添加物なので、あまり気にしなくても良さそうです。

アーモンドミルクに限って言えば、筑波乳業のアーモンドミルクが完全無添加なので、添加物が気になる方はこちらがおすすめです。

価格・コスパ

アーモンドミルクとオーツミルクの価格やコストパフォーマンスを調べてみました。

メーカーアーモンドミルクオーツミルク
マルサンアイ105円/200ml130円/200ml
ポッカサッポロ
(アーモンドブリーズ)
105円/200ml
ダノンジャパン
(アルプロ)
150円/250ml
グリコ
(アーモンド効果)
105円/200ml

アーモンドミルクのほうが、やや安い結果となりました。

ローストしてそのまま食べるアーモンドだと結構高いので、アーモンドミルクはかなりコスパが良い飲み物だという事が分かります。

賞味期限・日持ちするかどうか

賞味期限や保存方法も、メーカーごとに調べてみました。

メーカーアーモンドミルクオーツミルク
マルサンアイ常温保存
(賞味期限270日)
常温保存
(賞味期限180日)
ポッカサッポロ
(アーモンドブリーズ)
常温保存
(賞味期限180日)
ダノンジャパン
(アルプロ)
常温保存
(賞味期限304日)
グリコ
(アーモンド効果)
常温保存
(賞味期限230日)
賞味期限はいずれもメーカー製造日より

どちらも常温保存で、メーカー製造日より半年以上日持ちする事が分かりました!

牛乳が切れてしまった時のために、ローリングストックしておくのも良いですね。

オーツミルクとアーモンドミルク、美容やダイエットにはどちらが良い?

オーツミルクとアーモンドミルクの違いを5つの観点から解説しましたが、結局どちらを飲めばいいの?という方のために、美容とダイエットの視点から見ていきましょう。

美肌・美髪にはアーモンドミルク

抗酸化作用の高いビタミンEと、良質な脂質が摂れるアーモンドミルクは、美容に良い飲み物の代表格です!

  • カフェラテ→アーモンドミルクラテに変更
  • シリアルをアーモンドミルクで食べる
  • スムージーに使う

といった方法で「1日1~2杯のアーモンドミルクを続ける」と、美容への効果が得られやすくなります。

糖質制限中ならアーモンドミルク

まろやかな飲み物が飲みたいけれど、糖質をなるべく抑えたい…そんな人にもアーモンドミルクが向いています。

コップ1杯の糖質が1gにも満たないので、ケトジェニックダイエットなどの糖質制限ダイエットを行っている時でも安心して飲めますよ。

参考:ケトジェニックダイエットのやり方や口コミ!カロリーオーバーで痩せないって本当?

腸内環境を整えるならオーツミルク

不溶性食物繊維が豊富なオーツミルクは、腸内環境を整えたり血糖値の急上昇を防いだりする効果が期待できます。

また、オーツミルクの不要性食物繊維(β-グルカン)は、他にも健康効果が期待できることが昨今の研究で分かってきました。

β-グルカンとは、キノコなどに多く含まれている成分です。免疫力強化やコレステロール値上昇抑制などの効果があり、多くの可能性を秘めている成分として現在でも研究が進められています。

参考:わかさ生活

サスティナブル飲料で健康生活

アーモンドミルクとオーツミルク、二つの違いを見てきました。

どちらも低カロリーで健康的、さらに環境にも優しいサスティナブルな面が魅力ですよね。

どんな効果を期待するかによって選び方は変わりますが、スーパーやコンビニで見かけたらぜひ手に取ってみてください。

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