サスティナブル飲料として人気のオーツミルク。
乳製品のアレルギーを持つ人や、ヴィーガンの人にぴったりのミルクで、健康にも良いと評判です。
そんなオーツミルクですが「毎日飲んでも大丈夫なのか」「飲みすぎた時のリスクはないのか」という事が気になる人もいるようです。
そこでこの記事では、オーツミルクの危険性や、適量・飲むタイミングについてまとめました!
オーツミルクで考えられる危険性
オーツミルクは、オーツ麦と水を攪拌させ、繊維質を濾(こ)して作られたものです。
基本的には安全な飲み物なのですが、どうして「危険性はないの?」と心配されるのでしょうか。
考えられる危険性について調べてみました。
オーツミルクの危険性①カロリーや糖質が多い
牛乳や豆乳の代替品として人気のオーツミルクですが、牛乳や豆乳と違って「タンパク質の割合が少ない」です。
項目 | 普通牛乳 | 調整豆乳 | オーツミルク |
---|---|---|---|
カロリー(kcal/100ml) | 67 | 64 | 46 |
炭水化物(g/100ml) | 4.8 | 4.8 | 8.7 |
タンパク質(g/100ml) | 3.3 | 3.2 | 0.3 |
脂質(g/100ml) | 3.8 | 3.6 | 1.4 |
牛乳や豆乳に比べてカロリーや脂質は少ないですが、そのぶん糖質が多めで栄養素が偏りやすくなります。
オーツミルクをメインに取り入れるなら、タンパク質は食事でしっかり目に補う必要があるでしょう。
オーツミルクの危険性②添加物や砂糖
日本のスーパーで買えるオーツミルクは、たいてい添加物が入っています。
オーツ麦濃縮物、食物繊維、ひまわり油、食塩/リン酸カルシウム、増粘剤(ジェランガム)、ビタミンB2、ビタミンD2
参考:アルプロ公式
飲みやすいように砂糖で甘味を付けた商品もあるので、飲みすぎは注意です。
ですが添加物は豆乳やアーモンドミルクなどにも入っている、日本では認可されている添加物です。過度に心配しなくても大丈夫そうですよ♪
参考:市販のアーモンドミルクは添加物だらけ!?成分の危険性や添加物なしの商品をチェック
オーツミルクの危険性③原料
これを言い出すとキリがないのですが、オーツミルクの原料である「オーツ麦」に危険性があるのでは?と考える人も少なくありません。
心配な方は、農薬不使用の「オーガニック」「有機」「無農薬」といった表示があるオーツミルクを選びましょう。
オーツミルクを飲むときの注意点
というわけで、オーツミルクの危険性はほとんどないと考えて良いのですが、唯一「糖質オーバーになりやすい」という点だけは注意した方がよさそうです。
特に、飲みやすいように「砂糖が入っているもの」は糖質過多になりやすいので、嗜好品として飲みましょう。
また、オーツミルクではタンパク質はほとんど補給できないので、別に摂る必要があります。
オーツミルクのおすすめ商品3つ!無添加はある?
糖質が多めのオーツミルクですが、鉄分や食物繊維が豊富なので、もちろん健康には良い飲み物です。
毎日飲むなら、砂糖や添加物がなるべく入っていない商品を選ぶと安心ですよ。
オートリー オーツミルク オリジナル
スターバックスコーヒーで使われているオーツミルクです。
滑らかさ、麦本来の甘さに定評があり、リピーターも多い商品。
砂糖と添加物も不使用なので、毎日飲んでも安心感がありますよね。
スゴイオーツミルク
通常「濾して仕上げる」オーツミルクですが、このスゴイオーツミルクは濾さずにすり潰して作られたオーツミルクです。
添加物・砂糖も一切なし!正真正銘オーツ麦の栄養をまるごと取り入れられます。
マイナーフィギュアズ 有機オーツミルク
イギリスのメーカーのオーツミルクで、原材料は「有機オーツ麦、有機植物油脂、 食塩/炭酸 K」と、添加物や調味料が少ない商品です。
しかも、使用している植物原料はすべてオーガニック!
料理やスイーツにも使いまわしやすいです。