ちふれ化粧品と言えば、どこのドラッグストアにも置いてあるプチプラなコスメです。
コスメ初心者さんから年配の方まで、幅広い世代に人気のちふれですが「買ってはいけない化粧品」だというウワサがあるんです。
ちふれ愛用者の私にとっては「買ってはいけない」なんてすごくショックでした
結論、ちふれは「買ってはいけない化粧品」なんてことはないのですが、どうしてネガティブなイメージができたのかが気になるところ。
そこでこの記事では、ちふれが悪く言われる理由を解説します!
「買ってもよい化粧品 買ってはいけない化粧品」で”ちふれ”が紹介された
まず、買ってはいけない化粧品としてちふれのウワサが立ってしまった原因として「買ってもよい化粧品 買ってはいけない化粧品」という本に載ったことがあります。
2000年に発売されたこちらの本ですが、様々な化粧品の安全性について解説してあります。
ちふれも紹介されているのですが、「買ってはいけない」方ではなくむしろ「買ってもいい」の方で紹介されています。
という事で、最初に言っておくと「ちふれは買ってはいけない化粧品”ではない”」です。
ちふれ化粧品が「買ってはいけない」と言われる理由
ではなぜ、今でもちふれが「買ってはいけない化粧品」だと言われるのでしょうか?
悪い口コミを調べてみたところ、以下の5つの理由があることが分かりました。
- 安すぎて心配
- 使用感がイマイチだった
- ニオイが変
- 刺激が強い成分が入っている
- 保湿・美白などの効果をあまり感じない
それぞれ詳しく解説しますね。
理由①安すぎて心配
ちふれの化粧水は605円、ファンデーションは715円と、ほかのメーカーやブランドに比べてかなりリーズナブルです。
「安かろう悪かろう」のイメージがある人は、こんなに安くて大丈夫なの?と心配になるようです。
ちふれが安いのは、広告にお金をかけていないのと、成分がシンプルだから。
理由を知れば、安心できますよね。
理由②使用感がイマイチ
成分がシンプルなちふれ化粧品は「べたつかないのに潤う」「薄付きなのにカバー力がある」など、微妙なニュアンスが苦手です。
逆にシンプルケアや、最低限のカバー力が欲しい人向けのコスメかもしれませんね。
理由③変なニオイがする
ちふれは無香料・無着色のコスメです。
そのため、成分本来の香りが感じられることもあります。
ただ、私個人の感想としては「使った瞬間は気になるけど、数分で気にならなくなるレベル」です。
理由④刺激が強い成分が入っている
ちふれのコスメには、一般に言われる「刺激が強い成分」が入っていることがあります。
- パラベン
- 合成界面活性剤
- エタノール
といった成分が多いですね。
敏感肌やアトピーの方はパッチテストをして使うのが無難です。
ですが「ちふれがほかのメーカーに比べて危険な成分を多く使っている」ワケではありません。
パラベンやエタノールを避けるために、他の防腐剤を多く使用する方が問題。
成分がシンプルで、成分の分量まできっちり表示しているちふれは「肌トラブルのリスクが少ない」商品だと言えるでしょう。
理由⑤保湿・美白などの効果をあまり感じない
ちふれに限らず、コスメの保湿効果や美白効果は「丁寧なケア」「しばらく使い続けてみる」という事に左右されます。
ちふれは成分がシンプル、かつ保湿や美白成分も最低限レベルなので、よりスキンケアにじっくり取り組まないと効果を実感しにくいかもしれませんね。
【悪い口コミ】ちふれは本当に買ってはいけない化粧品なの?
実際にちふれが「買ってはいけない化粧品」とまで言われるほど悪い商品なのか、口コミをピックアップしてみます。
「ちふれ+肌荒れ」「ちふれ+リピなし」「ちふれ+最悪」など、ネガティブなキーワードで検索してみたのですが、見つかったのは上記のような口コミくらい。
逆に「他メーカーは肌荒れしたけど、ちふれなら大丈夫」といった口コミが多かったです♪
むしろ、ちふれはすごくおすすめ!といった口コミが多くて、買ってはいけないなんて口コミは一つもありませんでしたよ。
「ちふれは買ってはいけない化粧品」は誤解!ちふれがおすすめな理由
私が初めて使った化粧品は「ちふれ」でした。
基礎化粧品~化粧下地、ファンデーション、アイシャドウ…と揃えているときは、本当にわくわくしたのを覚えています。
そして、今でもちふれの化粧品は愛用中。
美容ライターとしてコスメをいくつも試した私が「やっぱりちふれが好き」な理由を紹介します。
無香料・無着色
ちふれは創業当初から、ずーっと無香料無着色。
「キツイ匂い」が苦手な私は、ちふれの無香料に助けられています。
合成香料・着色料はもちろん、天然由来の香料・着色料も使われていないので、ほかのスキンケアで気に入った香りがあっても邪魔になりません。
シンプルな成分構成
ちふれのコスメは、極力シンプルに作られています。
コスメがシンプルという事は、それだけ肌トラブルのリスクが低いということ。
他のメーカーのコスメで肌荒れしているときも、ちふれの商品でスキンケアすると落ち着くことが多いです。
肌断食したいときや、ゆらぎやすい季節に使うのにぴったりです。
成分の濃度まできっちり成分表示
日本の法律では「全成分を表記すること」「成分を多い順に記載すること」と義務付けられていますが、成分の濃度まで表示する必要はありません。
逆に成分の濃度を表示すると「製造ノウハウ」が分かってしまうので、表示を嫌うメーカーがほとんどです
ですが、ちふれの成分表示を見てみてください。
分量まできっちり表示してくれています!
この「きっちり表示」が安心できるんですよね。
ちふれが安いのは広告費にお金をかけていないから
ちふれが他のコスメブランドやメーカーより安い価格で販売できているのは「広告費」にお金をかけていないからです。
ここ数年でテレビCMがちらほら見られるものの、TV・ラジオ・雑誌の広告でちふれを見ることはほとんどないですよね?
しかも、広告塔に起用される女優さんは「誰もが知る大女優」ではない事が多いです。
【私のおすすめ】ちふれ化粧品おすすめ商品5つ
それでは、ちふれ歴15年を超える私が選ぶ「ちふれのおすすめ商品」を5つ紹介します!
ウォッシャブルコールドクリーム
マッサージにも使えるクレンジングクリームです。
使い心地は大人気のオルビス「オフクリーム」と似ていますが、ややゆるめで馴染みやすい感じ。
お肌のうるおいを守りながらメイクをしっかり落とせる優れものです。
ツインカラー アイシャドウ
グラデーションが作れるアイシャドウもいいのですが、結局よく使う色って限られたりしませんか?
私は面倒なので、単色シャドウでグラデーションを作る派です。
ちふれのツインカラーアイシャドウは発色抜群で、単色でグラデーションを作るのにもぴったり。
ラメたっぷりの淡色は、アイホールや涙袋にアクセントをつけるのに役立ちます。
ネイルエナメル
プチプラのネイルカラーの中では、最速レベルで乾きが良いです。
液がさらさらしているので、1度塗りだと上品な色合い。
グラデーションも作りやすいです。
BBクリーム
ちふれのBBクリームは、カバー力と崩れにくさが優秀。
ちょっと重ためなので、薄く伸ばしていって気になるところだけコンシーラー感覚で乗せていきます。
結構量があるので、コスパ抜群ですよ。
パウダーチーク
発色がいいアイシャドウと反対に、チークは薄付きです。
重ね付けの失敗が少ないので、外出先で付け足すのもカンタン。
パール入りのものを使えば、ぱっと顔色が明るくなるのもお気に入りです。