上品に見える人は、言葉遣いが美しいですよね。
逆に「子供っぽい口調」「馴れ馴れしい話し方」は、特に初対面で印象が悪いです。
そこで、初めて会う人やビジネスシーンで好印象になる「使えるフレーズ」を集めてみました。
慣れないうちは違和感がありますが、マスターできると印象がぐっと良くなりますよ。
いくら美人でも言葉遣いが悪いと印象ダウン!最低限直すべきこと
まずは、ついつい出てしまう「NG言葉遣い」を直していきましょう。
最低限気を付けたいポイントを紹介するので、多用している人は要注意です。
若者言葉や「ら抜き言葉」は卒業
流行りのJK言葉や流行語はもちろん、以下のような言葉遣いも間違っています。
- 「マジ」「超」「うざい」「ヤバい」
- 「私的には」「気持ち的には」
- 「確認“のほう”をお願いします」
- 「こちら○○になります」
これらを使うと、軽々しい印象になってしまいます。
また「食べれる」「寝れない」などのら抜き言葉も間違った日本語です。
TPOやマナーで口調を変える
ビジネスシーンでも社内と社外では丁寧さが変わりますよね。
TPOにあわせて話すフレーズを変えられると、さらに印象がアップします。
敬語はマスターしておく
尊敬語・謙譲語・丁寧語がごちゃ混ぜになっていませんか?
話すときに自然と敬語が出るかどうかは「慣れ」が大きいので、なるべく目上の人と話す機会を作っておくといざという時に役立ちます。
実践すると印象アップ!女性におすすめの「シーン別に使えるフレーズ」
それでは、さらっと言えると美人度がアップするフレーズをシーン別に紹介していきます。
感謝を伝える時のフレーズ
まずは、お礼を言う時に使いたいフレーズです。
- お心遣い頂きありがとうございます
- 頭が下がります
- 重ねて御礼申し上げます
- お手数おかけいたしま(す・した)
- 今後の励みになります
意外と使えるのが「重ねて御礼申し上げます」です。

メールなどで「ありがとうございました」の多用を避ける時におすすめですよ。
謙遜する時のフレーズ
褒めてもらったときに「いえいえ、そんな事ないですよ」以外のフレーズも知っておくと便利です。
- 恐れ入ります
- とんでもありません
- お陰様で、○○さんのお陰です
ちなみに「とんでもございません」は間違った日本語です。
正しくは「とんでもない事でございます」なのですが、仰々しいのでまだ許容されている「とんでもありません」を使いましょう。
お願いする時のフレーズ
お願いをするときも気を遣いますよね。
「~をお願い致します」以外の表現はこちらです。
- ~頂けますと幸いです
- ~頂きたく存じます
また「ご連絡頂けますでしょうか」など、「~してもらえますか?」を丁寧にした表現も丁寧かつ使いやすいですね。
怒り・不満を伝える時のフレーズ
続いては、目上の人に不満を伝えたい時に使えるフレーズです。
- 大変申し上げにくいのですが
- ~の件でご相談がありまして
- 私の認識違いでしたら申し訳ありません
- (あまりに失礼な場合のみ)心外です
怒りや不満・クレームを言う場合は上記のクッション言葉を使うと相手の気分を害さずに伝えられます。
嬉しい気持ちを伝えるフレーズ
嬉しいときは素直に気持ちを表現すると、美人度がアップします。
- 嬉しい限りです
- 光栄です
- ありがたく存じます
- 幸いでございます
「ありがたく~」「幸いでございます」は感謝の気持ちを伝えるフレーズのようですが、「お役に立てたようで幸いです」のように、相手を立てつつ嬉しさを伝えられる表現です。
美しい相づち
会話の途中で「うんうん、うんうん、」と何度も頷くと落ち着きがない印象なので、文の最後や会話の要所だけ「はい」「えぇ」とはっきり相づちを入れるようにしましょう。
相槌のバリエーションは以下を参考にしてみてください。
- はい、えぇ
- そうですか、そうなんですね
- すごい、さすが、知らなかった
ちなみに「なるほど」は、ビジネスシーンには不適切。
「かしこまりました」など、きちんと文脈を汲みましょう。
【まとめ】自然に使えると美人度アップ!アラサーからは言葉遣いを直していこう
「かしこまりすぎじゃない?」と思われるかもしれませんが、アラサー以上になるときちんとした日本語を使えた方が印象アップします。
ビジネスシーンはもちろん、婚活や親戚付き合いにも活かせるので、ぜひ練習してみてくださいね。